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双六ヒューザの友

せい

[せい]

キャラID
: MR692-968
種 族
: 人間
性 別
: 女
職 業
: 遊び人
レベル
: 90

ライブカメラ画像

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せいの冒険日誌

2018-08-19 08:26:14.0 テーマ:その他

虹の子供たち


シーラは入院後、どんどん痩せていった…

薬の副作用で髪もたくさん抜けた…

ハイドレメンバーやマネージャーがお見舞いに行くと、
明るい表情で、

「ダイエットの手間が省けて、ほんと楽ちん!d(^_^o)」

とか、

髪がないと寝癖もないから楽ちん!d(^_^o)」

とか、笑って言ってたんだけど、

みんなの相談役、マージが一人でお見舞いに行ったとき…


シーラ「………」

マージ「どうしたの…?」

シーラ「わたし、死にたくない…
メイはまだ小ちゃいから、わたしがいないとダメなのに…」

※メイ=シーラの子供

マージ「ねぇ、シーラ、よく聞いて…
わたしね、シーラのこと、ずっと羨ましいって思ってた…
見て、この子たち…
わたしの子供…」

マージは泣きながら3体の人形をシーラに見せた。

シーラ「マージ…」

マージ「他人に紹介するのは、あなたが初めて…
わたしだけの秘密だった…
メイは心配いらない…
あなたの子だし、
わたしたちハイドレの子とも言えるし…」

シーラ「うん…
マージ、今日はありがとう…
わたし、覚悟ができた…
あと何日、生きられるか分からないけど、ベッドの上でできることを最後までやってみるよ…」

マージ「うん…
シーラ、ありがとう…
わたしの子供たちを紹介したとき、正直、笑われるかもとか思ってた…
笑わないで聞いてくれて、
ほんとにありがとう…」



この2週間後、シーラは息を引き取った…

たった2週間だけだったけど、
マージは初めて自分の秘密を教えられたことが嬉しかったし、

シーラもみんなが姉のように慕って寄りかかってたマージが、実は一人で悩みを抱えていて、自分にだけ、それを打ち明けてくれたことが嬉しかった。




次回予告!

30年後…
メイはホグレーツ音楽院の講師となっていた。
さらに、メイの親戚が入学。
そして、バートという子も入学。
とっても長いパトリシア・パーム校長のお話が終わり、
新入生の自己紹介が始まる…

次回、虹の子供たち!
『メイの姪に当たります!』
をお楽しみに!


※と言いつつ次回はありませんw

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