シルクの冒険日誌

その話はいい加減にして続報を待てよ、と考えている人が多そうですが、
この考え方は大間違い。

確報が出てからじゃ遅いんです。
公式に確報を出したが最後、変更できるわけがないんです。

スキル改修を発表した直後にあれだけ炎上したにも関わらず、
運営がノーコメントを貫き、８月下旬に続報などと、馬鹿げて遅い対応を選んだのはなぜか？
公式に発表していない部分は確定していないからだと考えるのが素直でしょう。
だから、言いたいことは確報が出る前に言わなきゃ意味がない。
日本人は、そういうコトわからない人が多いんですよね。

私は連日の反対意見（提案）を運営に消されなかったという事実を踏まえて、運営は割と真剣にスキル改修について最善策を模索しているのではないかと考えています。
たぶん、プレイヤーの声、運営はちゃんと聞いているんじゃないかなと。

しかしですよ、広場民ときたら、『スキル改修はやめてくれ』と、やると確報を出してる部分に一致団結して反対するばかりで、
確報を出していない部分についての、検討の余地がある提案にほど、気に入らないという意志を示す。

私が提案した『魔界限定で』とか、それでみんなが納得するなら、運営的に調整しやすいはずなんですけど、そういう運営にとって調整しやすい提案ほど、青票ばかりなわけですよ。
Ver5の目玉としてスキル改修を出してきたわけですから、Ver5の舞台である魔界での話とする分には、既報との摩擦が少ないはずなんですけど。

だから、運営もさぞやどうしたものかと頭を悩ませているだろうと思います。

だが、しかし。

それはそれ、これはこれ。
このスキル改修で古参の努力だけでなく、
マイタウン開発チームと、体験版改修チームの努力まで踏みにじったこと、理解してあげて欲しいと、良い仕事をした人々に同情しています。

マイタウン開発チームの収穫を台なしにしたことについては既に書いた通りですが、体験版改修チームの努力との関係については、まだ書いていなかったので、書いておこうと思います。

シナリオが最新更新話に追いついたら、私は課金を中断するつもりでいました。
まさに、中断しようと思ったその時。
体験版の大改修が。
このアカウント、数年ぶりに課金しましたとも。
課金アカで特訓を回しながら、体験版でこまかいクエストや日課、週課、月課を進める遊び方を、私の心は「おトクだ！」と感じたのです。
本当はおトクじゃないんだけど、たとえ錯覚でも、課金に踏み切らせたら運営と開発の勝ち。
たとえ錯覚でも、私自身もおトクなつもりで楽しかったので、これはＷＩＮＷＩＮだったと言えます。
スキル改修が発表されるその時まで、私はこの遊び方を続けていたし、まだまだ続けるつもりでいました。

継続課金するはずだったんです。
体験版改修チームのお手柄だったんです。

ところが、ここでスキル改修。
ちょ、待って。
1Lvのバトマを育てたくて、戦士とまものの特訓を頑張ってたのに、
ふれなくなるって何言ってんの!?

特訓に燃えていた私のモチベはたちまち消滅し、
先月までの中毒状態が幻のように、
課金が切れても、更新する気にならない。

既存システムなら、特訓でもらえる1Pのスキルポイントを、幅広い職にふれました。
バトマに限らず、戦士のSPは多くの職での盾スキルとなり。
まもののSPはいざという時の貴重なツメスキルとなり。

特訓のおトク感はかなりのものだったんです。
それが、特訓した職でしか使えないSPになった途端、私の中で特訓は課金してまでするものではなくなりました。
時間の無駄です。
こんな、成長実感のかけらもない特訓に時間を費やすくらいなら、別のことをして遊ぼう。
スキル改修後のドラクエとの比較なら、もっと面白い遊びをたくさん私は知っているのだ。

体験版改修チームのお手柄としての月額課金が消滅。
マイタウン開発チームのお手柄としてのショップ課金が消滅。

そして、運営がもたもたしている間に、
私はキャラを育て終えたらチャレンジしてみようと思っていたことにチャレンジしてしまい、成功してしまい、満足してしまいました。

もはや、スキル改修が撤回されたとしても、私個人は課金しないかもしれません。
だけど、スキル改修のことをまだ知らない、あるいは、わかっていないプレイヤーは多いはずです。
今ならまだ、軽症で済むでしょう。


私はマイタウン開発チームと、体験版改修チームの功績を讃えたい。
よいお仕事をなさいました。
スキル改修のことがなければ、課金するはずでしたよ。