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紅蓮の羅刹王

マユラ

[マユラ]

キャラID
: HF944-321
種 族
: オーガ
性 別
: 女
職 業
: 武闘家
レベル
: 138

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マユラの冒険日誌

2026-03-05 11:15:48.0 テーマ:その他

ウェナの碧い海と蒼穹の執事

3 紺碧の深海竜①

「あっさり壊れてくれるなよ、アズール・プルミエ!」
「今の私は……ウェナブルーだ!」
 セバスのそれより密度の高いオーラを拳にまとったゼーエンの連打が、プロトタイプのガードごと打ち砕かんと容赦なく襲いかかる。自身のオーラを防御に回してなお骨まで響く打撃に、
(爆裂拳か、このままでは削られ続ける)
 セバスが冷静に戦局を判断、一旦間合いを離さんとバックステップを踏もうとしたその時、
「甘いな、魔装顕現!」
 口元の両脇に牙のような装飾があしらわれたゼーエンのマスクから新たなコード解除が宣言されるや否や、その拳から湾曲した蒼刃が具現化される!
「な……ッ!?」
 間一髪で間合いを離し切るも、思わぬリーチの斬撃がセバスの蒼い胸部装甲に三本の爪跡を残す。ゼーエンの両拳には実に前腕ほどの刃渡りの三本爪が精製されており、加えて刃の峰にはそれぞれ三連に並んだ鋭い返しが凶悪な輝きを放っていた。
「流石の反応速度だな、アズール・プルミエ。〈魔装顕現〉はお前の知らない技術だと思ったんだがな」
「今の私はウェナブルーだと言ったはずだ……!」
「ハハッ、随分とこだわるんだな。まあいいさ、それくらいの傷なら自己修復できるだろう?」
 小馬鹿にした様子のゼーエン。その脚部に力がこめられた一瞬を、見逃すセバスではない。
「もっとも、そんな暇は与えないがな!」
 言い放つや否や一気に間合いを詰めてきた相手の攻撃を冷静に捌き、時にはやむを得ず斬撃の防御に回らざるを得ないセバスであったが、防戦一方で傷だらけになりながらも、彼は一つの思案を張り巡らせていた。
(流石は新型魔装、全てにおいてこちらに勝る……だが、勝機はそこにある!)
 セバスはウェナブルーとして、己が魔装の性質はほぼ完璧に把握していた。使用者の魔力を増幅しオーラに変換、それを攻撃力や防御力、そして素早さに転化することで超人的な戦闘力を発揮できる――無論、それは無制限ではない。
 如何に高い魔力を誇ろうとも、その発現にはマジックパワー――所謂〈MP〉を要する。それは魔装とて例外ではない。
『そう――魔装とは、戦闘における全ての〈理力の杖〉と言うべき存在なのですよ』
 不本意ではあるが、機甲戦団ガイデスの首領――かつての主の言葉が脳裏を過ぎる。
 執事の嗜みとして各分野に相当な知識を有するセバスをもって、その存在すら知り得なかった理力の杖。かつての主曰く『魔力を物理的な力に変換する、魔法使いの武器』であり、一説によれば、古の英雄譚で語られる大魔王も同様の武器を有していたとされる代物である、と。
(あの方が理力の杖の存在を知り得ていた理由については、最後まで分からず終いでしたが……ね)
「どうした!? 逃げ回るだけじゃあ俺には勝てないぜ、ウェナブルーさんよ!」
 致命の一撃はギリギリで避けつつも、ダメージが蓄積されたセバスの動きが目に見えて精彩を欠く。だが――絶対的なピンチであるにも関わらず、フェイスガードの紅い目は、まだ輝きを失っていない。
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