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紅蓮の羅刹王

マユラ

[マユラ]

キャラID
: HF944-321
種 族
: オーガ
性 別
: 女
職 業
: 武闘家
レベル
: 138

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マユラの冒険日誌

2026-03-07 20:32:42.0 2026-03-11 12:06:36.0テーマ:その他

ウェナの碧い海と蒼穹の執事

4 執事と魔女と武闘家と③

 烈火の闘気を爆発させたジンオウがニ刀を抜き放つと同時に、シキョウが早送りのような動作で複雑な印を切りながら詠唱する。
「出ませい! 暗黒千夜――」
「――そこまでです、御二方」
 壇上から放たれた冷徹なる鶴の一声に、戦闘態勢に入った二人の動きがピタリと止まる。両者が振り向いた先には、漆黒のスリーピーススーツを完璧に着こなし、透き通るような白い髪を横分けにした人間の青年の姿があった。
「よォ、ボス。遊びはこれまで、ですかい?」
「止めるな、メギウス! 此奴だけは叩っ斬らねば気が済まぬわ!」
 印を解いて肩を竦めてみせるシキョウと、未だ憤懣やるかたないと言わんばかりのジンオウ。
「私はそこまでだと言ったのですがね、ジンオウさん」 
 氷の表情を全く崩さない戦団の首領――メギウスの二度目の宣告に一瞬凍りついたジンオウが、やがて渋々といった様子でニ刀を鞘に収める。
「……そう、それで結構です」
 ようやくその顔に酷薄な笑みを浮かべたメギウスが、壇上から深紅の瞳を一同に向ける。既にジンオウ、ゼーエン、シキョウの三幹部は思い思いの姿勢で横並びに位置しており、首領の言葉を待つ態勢に入っていた。
「まずはゼーエンさん、セバスさんとの接触任務、お疲れ様でした。やはり、彼をこちら側に戻すのは難しそうですね」
 首領の言葉に力なくうなだれるゼーエンが、
「申し訳ありません、マスター。全ては俺の失態です」
「なに、私の信頼する貴方が失敗したとあれば、それは致し方ないことです。今はゆっくり休み、また次にその力を発揮してください」
 部下を労る言葉をかけるメギウスに、ゼーエンが一層深々と頭を下げる。
「はっ、ありがたきお言葉……!」
「そして……ジンオウさん、シキョウさん。今夜の作戦は貴方達二人の少数精鋭で行います。通常のキラーマシン部隊は使用しません」
「構わん、それでこそ俺の獲物が増えるというものよ!」
 再び燃え盛らんばかりのジンオウをよそに、シキョウが首領の真意を再確認する。
「なるほど、とにかく速攻で今回の取り引きを叩き潰す電撃戦ってェわけですかい?」
「その通りです。ヴェリナードの魔法戦士団が介入する前に、私たちの手で連中を殲滅します。――既に本艦は、作戦現場の圏内にあります」
 機甲戦団ガイデス――その本拠地は漆黒に塗り固められた〈魔導戦艦バルデアス〉という名の大戦艦であり、この大ホールもまた艦内の一部であった。
「今回、魔物商人どもの身柄は確実に押さえてください。――無論、殺してしまっても構いません。魔法戦士団の手ぬるいやり方では、ウェナ諸島に真の秩序は永遠に訪れませんのでね」
 圧倒的な武力により、ウェナの秩序を脅かす全てを排除する――機甲戦団ガイデスの活動理念であり、セバスが所属していた頃から現在に至るまで、彼らは一貫してそのためだけに動いている。もっとも『秩序』こそ掲げてはいるものの、魔法戦士団を擁するウェナの大国ヴェリナードとは違い、彼らがその手段を選ぶことは一切ない。
「念のため、今回は〈ディザイア〉を起動します。御二方とディザイアの力があれば、戦力的には十分かと」
 メギウスの背後から機械的な足音が響き、そこにはディザイアと呼ばれた一体のキラーマシン――コアブラックのボディ、そして頭部のモノアイがエメラルドの淡い輝きを放っているそれは、首領の傍らで明らかに異質な存在感を見せつけていた。その右手には、こちらもエメラルドの原石から削り出したかのような両刃の大剣が握られている。
「ヴェリナードの薔薇に任せていても、所詮は儚く散るのが運命。我ら機甲戦団ガイデスの力、今回も思い知らせて差し上げましょう」
 首領メギウス、比類なき戦闘力を誇る三幹部――アズール・プルミエと呼ばれていたセバスが名を連ねていた恐るべき戦団が今、その力の片鱗を見せようとしていた。

〜5 魔装、その新たなる可能性①へ続く〜
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