マイタウンのハウジングをある物語の続編と称して
三軒でひとつながりの物語を紡いでみました。
皆さまはメギストリスにある妖精図書館のクエストはクリアされましたでしょうか?
タイトルにもありますが、「夜の神殿に眠れ」
そう。リィンとラウルの物語です。
まだという方、忘れちゃったという方にもわかるように冒頭で少しストーリーを振り返ろうと思います。
そのため、ネタバレが嫌な方はここで引き返してください。
尚、素人の妄想レベルの話です。読みにくい点はご了承下さい。
登場人物
リィン:天真爛漫な10代の女の子。
赤ちゃんの頃に捨てられていたため両親の顔も知らない。手がかりは一緒にあった短剣のみ。その短剣に導かれるように夜の神殿を目指す。
ラウル:博識で落ち着いた雰囲気のある壮年の男性。
夜の神殿でリィンと運命的な出逢いをする。
初めてリィンに会った時、「お嬢さん」と呼んだりとリィンよりだいぶ年上と感じさせる。
プロローグ
自らの生まれた意味を求めて、短剣に映し出された遺跡。「夜の神殿」を訪れたリィン。
そこで、ラウルと運命の出逢いを果たす。
夜の神殿に眠る「ジャイラの奇跡」と呼ばれる秘宝を求め、二人は力を合わせ探索を進める。
協力する中で次第に惹かれ合う二人。
ラウル「ここを出られたら次は世界中の宝を全て集めに行こう。二人で、一緒に…」
リィン「二人で、一緒に…約束よ。」
自分の生まれた意味という過去ではなく、ラウルとの未来を見つめ出したリィン。
しかし、悲劇が二人を襲う。
遺跡に眠る怨念からリィンを庇ったラウルが死の呪いを受けてしまう。
「ジャイラの奇跡」は財宝ではなく、願いを叶える力だとわかり、リィンはラウルを救けるために遺跡を進むことを選択。ラウルもまた進む路を選ぶ。
しかし、二人を待っていたのは希望ではなく、絶望。ジャイラの奇跡とは魔神ジャイラジャイラのことであり、代償により願いを叶えてきた魔神。
古に亡んだ夜の民が払うべき代償をその末裔であるリィンに求めてきたのだ。
ラウルはそれを否定し、死闘の末魔神ジャイラジャイラを倒す。
しかし、それは自身が助かる道を閉ざしたことと同義だった。
「幸せになれよ」と言い残し、ラウルは意識を失う。
「貴方がいないのに幸せになれなんて、ほんと…仕方のない人ね…」
ラウルの命を救うため、リィンは決断をする。
とても悲しい決断を。
「あたしはあたし自身を代償として差しだすわ。」
そう。魔神に自らを捧げ、ラウルの呪いを解く。
それは人であることを捨て、魔神と同化することを意味する。
呪いを解呪したリィンは、気がつき始めたラウルに会わないようにその場を去る。その瞳には涙が溢れていた。。。
あたしはマリーン。魔に魅入られた女。
リィンとラウルの約束が果たされることは永遠に…
プロローグなのに長くなってしまった…短くまとめるの難しいな。
ネットに出てる解釈などを入れているので違和感を感じる方もいるかもしれません。
創作だと思って聞き流して下さい。
次回よりハウジングのストーリー開幕です。
ひとつの家で2~3話にしようかなと思ってます。
お付き合いくださいませ。
尚前回の日誌でもお知らせしましたが、絵葉書の家具の兼ね合いで、ツアー形式以外ですとストーリーが楽しめません。ご了承下さい。
マイタウン オルカの箱庭
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