オルカの冒険日誌

「夜の神殿に眠れ」の続編をマイタウン三軒を連ねてハウジングすることで表現しています。

その補完で始めたはずの創作ストーリー。
更新は13回目です。

創作とは言え、ネタバレを含みます。ご注意下さい。
当ハウジングはプレイベで紹介させて頂いたのですが興味のある方はお声かけ下さい。
ご案内させていただきます！ ジルガモット
(…一応アイツにも声かけておこうかね。)



ジルガモットと別れてからしばらくは無言でバザーを二人で歩いていた。

先に話したのはマリーンだった。

マリーン「なんかあったのかい？」

ユシュカ「…」

マリーン「…まっ。話したくなったら
　　　　　話せばいいさ。」

マリーンはそれ以上追求することはなかった。


しばらく進むとマリーンが取っていた宿に着く。

マリーン「しばらくはここに滞在してるから用があっ　　　　　たら宿の受付にでも声かけな。
　　　　　それじゃぁね。」

そう一方的に話すと、マリーンは宿の中に入っていった。



一人残されたユシュカは再び力無く歩き出す。



バザーから大した距離ではないが、ねぐらに着く頃には周囲は暗くなっていた。

『黄昏時』

日が暮れ薄暗く、相手の顔の見分けにくい時間帯。夕暮れ時。
「誰ぞ彼」(たれそかれ)と尋ねることが語源と言われている。



???「ユシュカ！」

前方から背の高い男が走りながら近づいてくる。

???「全く貴方は！連絡もよこさずに！
　　定期連絡するようにいつも言ってるで…」

そこでユシュカの様子がおかしいことに気づく。

???「何かあったのですか？」

ユシュカ「…ナジーン。おまえは相変わらず
　　　　　口うるさいな。…本当に。
　　　　　…ははっ困ったヤツだ…」

ナジーン「困ったやつなのは貴方の方でしょうに。
　　　　　…おかえりなさい。ユシュカ。」
ため息を吐き、呆れながらも優しく微笑むナジーン。
ユシュカ「あぁ。ただいま。」
その笑顔はユシュカの疲れた心を優しく包み込む。


魔界編はあと二話くらいで終わりです。

最初はそのままマリーン様に慰めてもらおうと思ったのですが、ナジーン出演させたいと思って話変えました。

次回もナジーンの回ですw

次回！
「真の友」

乞うご期待！



この次回何ちゃらってその通りに書くことが少ない気がするw