目覚めし冒険者の広場-ドラゴンクエストXプレイヤー専用サイト

夢追いし旅人

オルカ

[オルカ]

キャラID
: UI477-334
種 族
: 人間
性 別
: 男
職 業
: 魔剣士
レベル
: 128

ライブカメラ画像

2D動画 静止画
{{ photoImg }}
さつえい日  :  {{ photoDate }}
さつえい場所  :  {{ photoZone }} ({{ photoWorld }})
{{ photoImg }}
  • エントリーナンバー : {{ entryNo }}{{ optionalYear }}
    {{ entryTitle }}  {{ charaName }}
{{ photoImg }}
{{ entryTitle }}
{{ mangaImg1 }}
{{ mangaText1 }} 
{{ mangaImg2 }}
{{mangaText2 }} 
{{ mangaImg3 }}
{{ mangaText3 }} 
{{ mangaImg4 }}
{{ mangaText4 }} 
  • エントリーナンバー : {{ entryNo }}
    {{ charaName }}

オルカの冒険日誌

2021-09-17 22:13:56.0 2021-10-12 21:08:45.0テーマ:ハウジング

「夜の神殿に眠れ」続編「叶わぬ願い」

夜の神殿に眠れをテーマにした6軒の家で織りなす
全6話の物語。
「二人が求めた世界」

語り部として、物語を語りながら案内するツアーを
個人、団体様向けに開催しています。


その語りのもとになっている物語。

この日誌は
・夜の神殿に眠れ
・メインストーリーver.5
上記二つのネタバレを含みます。またそれをもとにした二次創作作品です。

注意してご覧ください。
第一話「叶わぬ願い」


ラウルと最後に会ったのはアラハギーロの街中。

その後の彼のことは何も知らない。
知れば会いたくなってしまうから…





ある時、何故か夜の神殿に足が向かった。

ラウルとの思い出の地。
どこを見ても彼との思い出が蘇る。

マリーン(…来るんじゃなかった。)

深いため息がもれる。

わかっていたはずだ。

ここに来れば彼を思い出すことを…
会いたくなってしまうことを…

だが、なぜか来なくては行けない気がして、
マリーンはこの地に足を運んだ。




そして…

世界が凍りつく…





視界に入ってきたのはラウルの武器。
そしてその傍らには白骨の遺体があった。


理解が追いつかない。


違うと、彼ではないと必死に否定する。


だが、そんな願いにも似た思いは
無残にも打ち砕かれる。

崩れそうになる身体を無理やり進め、その遺体に近づいた先で見つけた手記。


その手記を読むと涙が溢れて止まらなかった。

マリーン「ラウル……ラウ…ルぅ。。。ラウ……」
しばらくその場から動くことが出来なかった。

マリーン(あの時の決断に後悔はない。
    彼の「命」を救えたのだから。)

マリーン「でも…」

(ラウルを苦しめただけだったんじゃないかい?
ラウルは死ぬまであたしを探し、
そして、最後は独りあんな場所で…


あたしだって本当は彼の元に行きたかった。
彼と生きたかった…

でも、この魔神になった姿で、自分がリィンだと
言うことがどうしても出来なかった。。。)


だからこそマリーンは魔神を封じる「力」を求めて、世界中を探索してきた。


しかし…

そんな「力」を見つけることはできなかったのだ。

それならいっそ自分で生み出そうとたどり着いたのが今いる遺跡。


原住民に万能薬として大切にされていた湧水。

その源流をたどって見つけたのが聖なる水が溢れる
この遺跡。


それからはラウルとの約束を果たすために、元の姿に戻ることを目標に研究を続けてきた…


しかし、時の流れは残酷だった。

魔神となった自分は歳をとらない。
しかし、ラウルは…

そんな当たり前のことに気づかないほど必死だった。


だが、それも無意味なものとなってしまった…



どんなに足掻いても
      元の姿に戻れないという現実。


どんなに願っても、
      叶わないラウルとの約束。


それでも…


それでも…



「もう一度、会いたい…
      ラウルに会いたい…」


時計の音だけが悲しく響く遺跡に


マリーンの
「叶わぬ願い」が永遠に眠る。


                to be continued
いいね! 36 件

ログインしていないため、コメントを書くことはできません。


戻る

ページトップへもどる