オルカの冒険日誌

夜の神殿に眠れをテーマにした6軒の家で織りなす
全6話の物語。
「二人が求めた世界」

語り部として、物語を語りながら案内するツアーを
個人、団体様向けに開催しています。


その語りのもとになっている物語。

この日誌は
・夜の神殿に眠れ
・メインストーリーver.5
上記二つのネタバレを含みます。またそれをもとにした二次創作作品です。

注意してご覧ください。

ネタバレと二次創作ですよ？
本当に注意してくださいね？ 第二話「新たな希望」②


研究が暗礁に乗り上げていたある日、

???
「ご無沙汰しています。賢者マリーン」
突然ルシェンダの声が聞こえ、ノイズ混じりの
ルシェンダが目の前に映し出される。

マリーン
「…何か用かい？あたしゃ忙しいんだが…」

研究がうまくいっていないこともあり、イラつきが態度に出てしまう。

ルシェンダ
「何か新しい術の研究をしていると聞いたの
  ですが…」

マリーン
(相変わらず、耳ざといね。どこで聞いたんだか…)

「そうだね。だからあたしゃ今忙しいんだよ。
  世間話がしたいだけなら他あたりな！」

ルシェンダ
「…忙しいところ申し訳ありません。
研究のお役に立てるかわかりませんが、貴女が魔界に行っている間に、5000年前に滅んだ大エテーネ島という島が古(いにしえ)の民と一緒に
『現代に現れまして』ね。」

マリーン
「5000年前の島が！？それは本当かい！？」
心が高鳴るのが自分でもわかる。

ルシェンダ
「はい。その島のものとも交流がありますので、
　もし、よ…」

マリーン
「ルシェンダありがとよ！早速行ってくるよ！」

ルシェンダ
「賢者マリーン！ちょっと待ってくだ…」

マリーンはルシェンダの言葉を最後まで聞くことなく研究室を飛び出した。


マリーン
(過去から現在に現れた？
時間を跳躍したってことかい？
なら、逆もできるんじゃないかい！？過去に！！！)



『過去に戻る』

それは賢者マリーンをもってしても不可能な
現象だった。

それだけにルシェンダからもたらされた情報は
マリーンにとって「希望の光」だったのだ。



一方ルシェンダは…

ルシェンダ
(本当に忙しない人だ。メレアーデ姫を紹介しようと思ったのだがな。

だが、あの様子からすると最近夜の神殿で賢者マリーンを見たものがいるというのは本当だったようだ。
そして、昔の研究室に篭っている…


貴女はやはりまだ、

『あのもの』を忘れてはいないのだな。)



　　　　　　　　　　　　　　　　to be continued
今回は短くて申し訳ありません。

ちょっと後編長くて入りきらなかったのでここで切らせてもらいました。

それにこの辺りの話はちょっと面白くない(´∀｀*)
どうしても設定を説明する話は面白く書けない…

修行不足だな。


ではでは、明日後編upしますね。