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夢追いし旅人

オルカ

[オルカ]

キャラID
: UI477-334
種 族
: 人間
性 別
: 男
職 業
: 魔剣士
レベル
: 128

ライブカメラ画像

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オルカの冒険日誌

2021-09-20 21:05:38.0 2021-10-12 21:13:30.0テーマ:ハウジング

「夜の神殿に眠れ」続編「新たな希望」④

夜の神殿に眠れをテーマにした6軒の家で織りなす
全6話の物語。
「二人が求めた世界」

語り部として、物語を語りながら案内するツアーを
個人、団体様向けに開催しています。


その語りのもとになっている物語。

この日誌は
・夜の神殿に眠れ
・メインストーリーver.5までの物語
上記二つのネタバレを含みます。またそれをもとにした二次創作作品です。

注意してご覧ください。

ネタバレと二次創作ですよ?
本当に注意してくださいね?

本日は2本目の投稿。後編①読んでない方は先にそちらをどうぞ!
第二話「新たな希望」④


ラジが帰った後、部屋に残された二人。


マリーン
(なんか無駄に疲れたね)
普段とは違う疲労感が体を支配していた。


猫屋敷の主は最初からマリーンを警戒していた。
『特別な魔法』『エテーネ村』これは偶然ではない。
猫屋敷の主
「マリーンさんは特別な魔法が使える人間を探して、この『エテーネ』村に来たと言いましたよね。」

マリーン
(おや。雰囲気が変わったね。)
「あぁ。そうだよ。あんたなんか知ってそうだね?
あたしが求めているのは『時渡り』の術者」


猫屋敷の主
「!?」

マリーン
(ビンゴ)
彼女の驚いた様子にマリーンは彼女が探していた人物だと確信する。

マリーン
「あんたがそうなのかい?」

猫屋敷の主
「仮にそうだとしたら?」

マリーン
「『仮に』ねぇ…」
(こんな怪しい人物に本当のことを言うわけないか。それでも…)

マリーン
「もし本当にそんなことが出来るならあたしには戻りたい時間がある。彼のいるあの時代に!」

マリーンは本音を彼女にぶつける。信じてもらえる保証はない…
初対面であり、自分の見た目が不審な自覚もマリーンにはある。

それでもやっと見つけた可能性…
藁にもすがる想いとはまさにこのことだろう。



猫屋敷の主
「………何か事情がおありなんですね。」
(この人はきっと悪いヒトじゃないわ。)

今にも泣きそうな表情で必死に話すマリーンの
様子から彼女はマリーンの話を聞くことにした。

その後マリーンは自分のこと彼のことを説明した。

マリーン
「…正直今はまだ戻れない…
それでも…会いたい…
もう一度…ラウルに…会いたい…んだ。」

もう枯れ果てたと思っていた。
誰かに話したことによって感情が溢れてしまったのだろう。

涙が止まらなかった。


彼女は何も言わず、ただ側に居てくれた。

マリーン
「すまないね。年甲斐もなく、泣いちまって…」

猫屋敷の主
「いえ。辛かったんですね…」


彼女は一つ大きく息を吐いた後、意を決し、話し始めた。

猫屋敷の主
「…残酷なことを言うようですが、私には貴女を貴女の望む時代に連れて行くことは出来ません。」

覚悟はしていた。そんな都合のいい話があるわけがない。だが、心の奥底ではやはり期待していた。
もしかしたら………

また絶望が心を支配していく。


猫屋敷の主
「でも」

マリーン
「!?」

猫屋敷の主
「大エテーネ島の首都キィンベルにある永久時環の力を使えば、貴女の願いを叶えられるかもしれません。
あの容量いっぱいの時渡りの力。
貯めることは…いえ、貯まるかさえわかりません。

それに…もし時渡りができたとしても時渡りの力のない貴女が過去に行った場合大きな副作用に襲われることが考えられます。

私の大切な友人は記憶を失いました。

それに過去は変えられません。歴史の修正力により、結局同じ今になるのです。

…それでもあなたは過去に行くことを望みますか?」
真摯な瞳で彼女は問いかけてきた。


マリーン
(過去は変えられない…か。そりゃそうだろうね。
それが『世界の理』ってもんだ。

ただ記憶を無くすかもしれない?
記憶を失ってしまったら…
…いや、またラウルに逢える。
そしたらきっとあたしはまたラウルに恋をする。)
「ふふふ」
自然と笑みがこぼれる。迷う必要はなかった。

マリーン
「ラウルに会えるならどんな形でも構わないよ!」


猫屋敷の主
(強いヒトね。)
「…わかりました。
それと貴女を試すために過去は変わらないと言いましたが永久時環が本来の力を発揮できるなら因果律を改変することもできます。」

マリーン
「つまり過去を変えられると?」

猫屋敷の主
「本来の力が発揮できるならです。」

そして彼女との共同研究が始まった。

時渡りの構築
そして、「リィンカーネーション」の改善
肉体を消滅させることなく、魔障のみ消滅させる。

(ラウル…やっと…やっと光が、
『希望』の光が見えてきたよ。

必ず戻ってみせるよ!

あの約束を果たすために!!!」

                to be continued
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