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夢追いし旅人

オルカ

[オルカ]

キャラID
: UI477-334
種 族
: 人間
性 別
: 男
職 業
: 魔剣士
レベル
: 128

ライブカメラ画像

2D動画 静止画
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オルカの冒険日誌

2021-09-21 11:40:19.0 2021-10-12 21:06:57.0テーマ:ハウジング

「夜の神殿に眠れ」続編 エピソード0

夜の神殿に眠れをテーマにした6軒の家で織りなす
全6話の物語。
「二人が求めた世界」

語り部として、物語を語りながら案内するツアーを
個人、団体様向けに開催しています。


その語りのもとになっている物語。

この日誌は
・夜の神殿に眠れ
・メインストーリーver.5までの物語
上記二つのネタバレを含みます。またそれをもとにした二次創作作品です。

注意してご覧ください。

ネタバレと二次創作ですよ?
本当に注意してくださいね?

今回はエピソード0 前日譚です。 ラウル
「幸せになれよ……リィ…ン……」

音が遠のき、光が消え、身体がゆっくりと闇の中に沈んでいく。

(あぁ。これが死か…)



(……ごめんな。リィン…約束を守れなくて…)



沈んでいくにつれ、徐々に温もりも失われていく。

そんな世界にひとすじの光が射し込む。

その光は徐々に強くなり、誰かが何かを叫んでいる声が聞こえてくる。

???
「い…な……!……ル!も…っ…きて!お…がい!」
ラウル
(……?………なん…だ?)

闇に沈みゆく中でラウルの意識も闇に溶け出し、
思考もままならない。

???
「行…な…で!……ル!戻っ…きて!お…がい!」

ラウル
(…声が…聞こ……える…)

???
「行かないで!……ウル!も…っ…きて!お願い!」
ラウル
(この声は…?俺はこの声を知って……)

リィン
「ラウル!!!」

次の瞬間、光の中からか細い手が伸ばされる。

咄嗟にその腕を掴むと、世界が一気に光に包まれる。

眩しい光と共に確かな温もりを感じる。
その温もりの正体はリィンだった。


リィン
「ラウル!ラウル!ラウル!!!」
リィンはラウルを強く抱きしめ、彼の存在を確かめていた。

ラウル
「泣かないでリィン。でもどうしてキミがここに?」
リィン
「よかった。本当によかった…ラウル」
リィンはラウルの問いには答えず、安堵の言葉を連ねた。



そして…



リィン
「貴方が生きているならそれでいい。
 それだけでいい…」
そっとラウルからリィンは離れ、独り言のように
呟いた。


ラウル「え?どういう…」


ラウルが最後まで言葉を発する前にリィンの存在が
蜃気楼のように消えていく。

ラウル
「リィン!!!」

リィンに手を伸ばすも、ラウルの手がリィンを
掴むことはなく、そのままリィンは消えてしまう。

リィンが居た場所を呆然と眺めていたラウルだったが自身の身体も蜃気楼のように揺らぎだし、
それと同時に意識も朦朧としだす。

(リィン……)

次に意識が戻った時、ラウルは一人だった。
そう。そこにリィンの姿はなかったのだ。

だからこそ、わかってしまった。

リィンは魔神に願ってしまったんだと…

自らを代償に俺の命を救うことを…




あの後、俺は必死にキミを探した。
でも、キミの目撃情報すらなかった。

ラウル
(もう会えないのか…)

そんなことを考えながら歩き出したせいか、
人にぶつかってしまう。

ラウル
「っ……失礼。」
ぶつかった頭を押さえながら相手を見るとぶつかった相手は俺を見て、ひどく驚いていた。

ラウル
「キミ…」
声をかけるとその女性は顔を背け何も言わず、
立ち去ろうとする。

ラウル
「待って!」
何故かわからないがこのまま別れてはいけない気がした。
いや、何故かじゃない。
似ても似つかないが彼女に『リィン』の存在を
感じたのだ。

ラウル
「リィン…」
だが、口に出してみて、それがあまりに現実味が
なさすぎて質問を変えてしまう。

ラウル
「リィンという名の娘を……知らないか?」

???
「……そんな娘知らないね。」
彼女はそう言うと静かに歩き出し、そのまま蜃気楼のように消えてしまう。

ラウル
「!!!」


咄嗟に追いかけるも彼女を見つけることは
できなかった。

ラウル
(今のは…まさか!)


               to be continued

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