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夢追いし旅人

オルカ

[オルカ]

キャラID
: UI477-334
種 族
: 人間
性 別
: 男
職 業
: 魔剣士
レベル
: 128

ライブカメラ画像

2D動画 静止画
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オルカの冒険日誌

2021-09-28 18:39:33.0 2021-10-12 20:42:58.0テーマ:ハウジング

「夜の神殿に眠れ」続編「未来に繋がる道」⑤

夜の神殿に眠れをテーマにした6軒の家で織りなす
全6話の物語。
「二人が求めた世界」

語り部として、物語を語りながら案内するツアーを
個人、団体様向けに開催しています。


その語りのもとになっている物語。

この日誌は
・夜の神殿に眠れ
・メインストーリーver.5までの物語
上記二つのネタバレを含みます。
またそれをもとにした二次創作作品です。

注意してご覧ください。

ネタバレと二次創作ですよ?
本当に注意してくださいね?
第四話 「未来に繋がる道」⑤



ラウルが意識を戻すとそこは不思議な空間だった。

前後左右、上下に真っ白な空間が広がっており、そこには水晶玉のような大小様々な球体があった。

その球体には老若男女が映し出されており、中の映像が頻繁に変わる。

そして…
その中の一つがラウルに近づいてくる。

ラウル
「これは…!」
球体を覗きこんでラウルは驚く。

そこに映し出されていたのは今は亡き父王と母。
そして幼少期のラウルとラーニスであった。

アルビテル
「此レヨリ『魂』ノ審判ヲ開始ス」
アルビテルの姿は見えないが頭にアルビテルの声が
響く。

アルビテル
「先ズ示スハ汝ガ過去」
球体に映っている映像は徐々に時間を進める。

病床に伏せていた父王との別れ

ラウルを慕う多くの国民達の笑顔

あの『出逢い』と『別れ』

悲しみに暮れる国民 そこからの復興…

そして、
快くラウルを送り出してくれた弟ラーニス

そこで映像が途切れる。


アルビテル
「汝ガ 選ビシ路(みち)ハ 
      真に 正シキカ?」

ラウル
「正しいと信じた路だ!」

アルビテル
「汝ガ 選ビシ路ニ 後悔ハナイカ?」

ラウル「後悔…」
(…親父ごめんな。親父との約束はラーニスに託してしまったんだ。無責任なのかもしれない。
あの国民の笑顔を守ると約束しておきながら…

それにラーニス。あいつにもあいつの人生があったはずなのに俺のワガママで…)

不意に背後に気配を感じる。

父王
「大丈夫だ。ラウル。私はお前を信じてる。」

ラーニス
「大丈夫だよ。兄さん。僕は兄さんを信じてる。」

背中をそっと二人に押された気がした。

ラウル
「親父…ラーニス!」

背後の気配が消える。



ラウル
「後悔が無いと言えば嘘になる。

これが俺のただのワガママだと言うことも
自覚している。

だが、託した者がいる!

信じてくれた者がいる!


だからこそ俺はこの路を歩み続ける!

この胸にある
たった一つの『光』を求める路を!!!」


アルビテル
「過去ヲ否定セズ 後悔ト共ニ歩ムカ

…次ノ審判ヲ受ケル事ヲ許可スル」


アルビテルの宣言がなされるとラウルの意識は再び暗転する。

気がつくとそこはさっきまで居た石碑の前だった。

モンエー
「帰ってきたもん!」

ピンビー
「帰ってきたみたいモン!」

モンエー
「…泣いてるもん?」

ラウルは自覚していなかったがその瞳には涙が…

ラウル
「大切な人の声を久しぶりに聴いたせいかな。」

ピンビー
「大丈夫モン?」

ラウル
「あぁ。問題ない。俺は次に進むよ。」
ラウルは涙を拭うと笑顔で応え、2匹と別れた。


ラウル
(親父…ラーニス…
ありがとう。俺は進むよ。)


後悔のない人間などいるだろうか?
後悔を人は否定したくなる。
それを受け入れ、共に歩むは至難の技。

しかし、後悔を受け入れ、過去と共に歩む覚悟を
示したラウル。


ラウルに待ち受ける次なる審判とは?

             to be continued
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