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夢追いし旅人

オルカ

[オルカ]

キャラID
: UI477-334
種 族
: 人間
性 別
: 男
職 業
: 魔剣士
レベル
: 128

ライブカメラ画像

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オルカの冒険日誌

2021-10-02 22:36:36.0 2021-10-12 20:48:47.0テーマ:ハウジング

「夜の神殿に眠れ」続編「未来に繋がる道」⑦

夜の神殿に眠れをテーマにした6軒の家で織りなす
全6話の物語。
「二人が求めた世界」

語り部として、物語を語りながら案内するツアーを
個人、団体様向けに開催しています。


その語りのもとになっている物語。

この日誌は
・夜の神殿に眠れ
・メインストーリーver.5までの物語
上記二つのネタバレを含みます。
またそれをもとにした二次創作作品です。

注意してご覧ください。

ネタバレと二次創作ですよ?
本当に注意してくださいね?
第四話 「未来につながる道」⑦



次に気がつくと真っ暗な空間にいた。

ラウル
「ここが次の試練の場所か。」

ラウル
「………」

しばらく経ったが、先程の試練のようにアルビテルからのコンタクトがない。

ラウル
(なんだ?ここではないのか?)

ラウルは真っ暗な空間をどちらに向かうでもなく
歩き出す。



どれくらい進んだのだろうか?

どのくらいの時間が経ったのだろうか?

完全なる闇は方向も距離感覚も奪う。

時間の感覚もわからなくなる。


ラウル
(くっ…
俺はどこに向かっているんだ?
このまま進んでもいいのか!?)
「時の神アルビテルよ!!!
次なる試練はなんなんだ!?

応えてくれ!」


しかし、アルビテルからの返事はない。


人は先が見えないと不安になる。

ゴールが見えないなら尚更だろう。

ラウルがこの試練に挑もうとした理由もまさに
それだった。



『リィンと交わした約束を果たす。』

その想いに迷いはない。

だが、彼女につながる情報が全くない現状は
心に闇を広げていた。

心の中の闇を目の前の闇が侵蝕していく。


アルビテル
「『魂』ノ審判ヲ再開ス」
ラウルの心の機微を読んでいるのか、ラウルの不安が増大し出した時アルビテルの声が頭に響いた。

アルビテル
「汝ガ 歩ミシ『今』ハ 
      真ニ 正シキカ?」
ラウル
「…まだわからない。」

アルビテル
「汝ガ抱キシ迷イ。
其ハ 汝ヲ蝕ム刃ト 成ルトテ 歩ミヲ止メヌカ?」
ラウル
(蝕む刃…
確かに…な。)

ラウル
(歩みを…止める?
ここで?…
確かにその方が…)

リィン
「貴方が生きているならそれでいい。
 それだけでいい…」(エピソード0)
不思議な世界でのリィンとの別れの言葉が思い出される。

ラウル
(違うだろ…
いいわけ…ないだろ!!!)
闇に覆われていた心の中に小さな光が宿る。
それは瞬く間に大きくなり輝き出す。


ラウル
「確かに『今』の俺には先が見えない…

この歩みが『正しい』のかもわからない。

『迷い』という名の刃は
俺をこれからも傷つけるだろう…

だが!彼女に貰った命だ!
俺が諦めるわけにはいかない!

この道が闇に続く道だとしても、
たった一つの『光』を求め、歩み続けるさ!」

アルビテル
「『迷イ』ヲ抱エ、

答エ無キ路(みち)ヲ求メ、

『今』ヲ 歩ミ続ケルカ…

次ノ審判ヲ受ケル事ヲ許可スル」

アルビテルの宣言が響くと再びラウルの意識が
暗転する。
ポチ
「帰ってきたニャ。」

タマ
「情熱的かと思えば、冷酷なまでに冷たい…
『にゃお~ん』(//∇//)」

ポチ
「!?
人族のオスよ!走るニャ!タマは一回惚れるとめんどくさいニャ!
ここはポチに任せて先に行くニャ!!!」
ラウルに飛びかかろうとしていたタマをポチが必死に抑えてくれている。

ラウル
「!?よくわからないが感謝する!」
ラウルは次なる試練を目指し、走り出した。



未来とは『今』の積み重ねである。

先が見えずとも、『今』を歩むしかないのだ。

時には迷い、立ち止まることもあるだろう。

それでも『望むべき未来』を求めるなら

歩み続けるしかないのだ。

                              to be continued
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