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夢追いし旅人

オルカ

[オルカ]

キャラID
: UI477-334
種 族
: 人間
性 別
: 男
職 業
: 魔剣士
レベル
: 128

ライブカメラ画像

2D動画 静止画
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オルカの冒険日誌

2021-10-10 19:05:28.0 2021-10-12 00:23:36.0テーマ:ハウジング

「夜の神殿に眠れ」続編 「旅の始まり」④

夜の神殿に眠れをテーマにした6軒の家で織りなす
全6話の物語。
「二人が求めた世界」

語り部として、物語を語りながら案内するツアーを
個人、団体様向けに開催しています。


その語りのもとになっている物語。

この日誌は
・夜の神殿に眠れ
・メインストーリーver.5までの物語
上記二つのネタバレを含みます。
またそれをもとにした二次創作作品です。

注意してご覧ください。

ネタバレと二次創作ですよ?
本当に注意してくださいね?

第五話 「旅の始まり」④


マリィン
(えっ!?何!?え!?誰!?)
急に抱きしめられ戸惑うマリィン。

ラウル
「リィン!やっと……やっと……
逢いたかった!!!」

マリィン
(リィン?…あたしと名前似てるけど…)
この人はあたしのことを…)

そこで初めてラウルが泣いていることに気づいた。

マリィン
(泣いて…る?
やっぱりこの人はあたしのこと知ってるんだ…
そして…あたしも
この人のことを…知ってる気がする。
だって、ずっと…ずっと…)
自然とラウルの背中に手を回す。

そして、涙が溢れ出す。


ラウル
「リィン、泣かないで。
 笑顔を見せて。」
マリィンが泣いていることに気づいたラウルは
マリィンの涙を指で拭う。


マリィン
「違うの…違うの…ごめんなさい…」
泣きながら首を左右に振るマリィン。

ラウル
「違う?何がだい?それになんで謝るんだい?」
マリィンの様子に違和感を覚えるラウル。

マリィン
「あたしは貴方を『知っている』と思う。
でも…わからないの…

自分の名前以外何も…覚えていないの…

だから…貴方のことも…


貴方は…『誰…ですか?』」

マリィンの涙の訳。
それは自分でもよくわからない嬉しさであり、
そして…思い出せないことへの悲しさだったのだ。


ラウル
「!?
リィ…ン?
オ…レが…わからない…のか!?」
動揺が隠せないラウル。

マリィン
「ごめんなさい…」

二人の間に気まずい雰囲気が流れる。

デキュル
「甘ったるい空気が一気に重くなったキュル。」

ラウル
「!?」
咄嗟に大剣に手を伸ばし、マリィンを背中に庇うような立ち位置になるラウル。

デキュル
「ちょっと待つキュル!
こんなプリチーな妖精に攻撃するキュル!?」

ラウル
「プリ…チー?
すまない。俺の知ってる言葉と意味が違うようだ…」さらにデキュルににじり寄るラウル。

デキュル
「待つキュル!
マリィン!この人目が怖いキュル!
本気で斬りかかりそうキュル!」
身の危険を感じたデキュルはマリィンに助けを
求める。

マリィンは慌ててデキュルとラウルの間に入る。
「待って!妖精かどうかはわからないけど
 デキュルは友達なの!」

デキュル
「…妖精なのは信じてくれてないキュル?」
庇ってもらいつつも微妙な表情になるデキュル。

ラウル
「君がそう言うなら…」
ラウルは臨戦態勢を解く。



デキュル
「ふぅ~ひとまず助かったみたいキュル。
…僕はデキュル。『時の妖精』キュル!」

ラウル
「『時の妖精』?」
訝しげに聞き返すラウル。

デキュル
「そうキュル。ここ『時の狭間』の住人にして、
『時』の知識を有するものキュル。
ここに迷い込んだものをサポートするのも
役割キュル。
といってもマリィンが初めての訪問者で、君が二人目キュルけどね。」

ラウル
「君…なんて言われる歳でもないがな。
俺はラウル。彼女を探す旅をしていたんだ…」
マリィンの方を見ながらラウルも自己紹介する。

マリィン
(ラウル…)
聞いたことがある気がするが頭にモヤがかかっているようでハッキリしない。

デキュル
「ラウルは記憶も失っていないし、体調も悪そうに
見えないキュルね。
ここには『時渡り』で来た訳ではなさそう
キュルね。」

ラウル
「『時渡り』?」

デキュル
「そうキュル。名前の通り、『時』を渡る術キュル。マリィンはその術のせいでここに流れ着き、副作用で記憶を失っているキュル」

ラウル
「記憶を、失って…い、る?
そんな…やっと……
逢えたと言うのに…」
唇を噛み締め、俯くラウル

マリィン
(胸が……)
ラウルの様子を見ていたマリィン。自分のせいでラウルが苦しんでいる。それが無性に辛い。



デキュル
「でも、『時渡り』じゃないならラウルはどうやってここに来たキュル?」


ラウル
「…声が、聞こえた気がしたんだ。

 俺を呼ぶ声が…」

              
                               to be continued

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