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夢追いし旅人

オルカ

[オルカ]

キャラID
: UI477-334
種 族
: 人間
性 別
: 男
職 業
: 魔剣士
レベル
: 128

ライブカメラ画像

2D動画 静止画
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オルカの冒険日誌

2021-12-14 16:20:25.0 2021-12-14 21:34:59.0テーマ:ハウジング

「夜の神殿に眠れ」続編「Day Break」#15

夜の神殿に眠れをテーマにした6軒の家で織りなす
全6話の物語。
「二人が求めた世界」

語り部として、物語を語りながら案内するツアーを
個人、団体様向けに開催しています。

その語りのもとになっている物語。

この日誌は
・夜の神殿に眠れ
・メインストーリーver.5までの物語
上記二つのネタバレを含みます。
またそれをもとにした二次創作作品です。

注意してご覧ください。

ネタバレと二次創作ですよ?
本当に注意してくださいね?
本日2本目の日誌です。



第六話「Day Break」#15

二人は目を合わせるとデキュルの方へと急いで
移動する。



ラウル・リィン
「!?」


二人がデキュルの元に辿り着くと、

デキュルは地面が透けて見えるほど薄くなり、

その輪郭も揺らめいていた。


リィンは優しくデキュル抱きしめる。

僅かに触れることはできているがその存在は限りなく『無い』に等しかった。


リィン
「デキュル…
勝ったよ!あんたのおかげで勝ったんだよ!」

今にも泣き出しそうな声で話しかける。


ラウル
「くっ…」
その様子にラウルは顔を背けてしまう。


デキュル
「よかっ…た、キュ…ル。

二人を、助けられて…


でも、だいぶ……ヘロヘロ…キュル。

デキュルは閉じていた目を開ける。


デキュル
「僕は…元々、『時の妖精』…である、
彼の…残滓…

大きな…チカラを、使うのは…



もう、身体を…維持、するチ、カラも…





どうやら、ここで…
      お別れ、キュル。」

どうにか笑顔を作るデキュル。


リィン
「何言って…」

リィンの瞳から涙が溢れ出す。
ラウルもまた涙が滲む。


デキュル
「でも、悲しむ…
     必要は、  ないキュル。

肉体…が、 消滅す…ると、
  存在まで…         失っ…てしまう…
     ヒトとは…       違うキュ、 ル。


もう、こん…な風に…
      話せなく、なる…       けれど

僕は、
 世界の…        一部と、  なって…

   これ…からも、   二人のことを… 
      見守って、 いく キュル。」


リィン
「アタシはまだ!

もっと!

もっと!

いろんなところをデキュルとラウルと一緒に旅がっ」言葉に詰まってしまう。



ラウルは優しくリィンの肩に触れ、首を左右に振る。そして、リィンと一緒にデキュルを支える。


ラウル
「デキュル。ありがとう。

お前のおかげで俺たちは生き残ることができた。


短い時間だったが、お前との旅は…
本当に、楽しかった…

できるなら…俺ももっと…くっ…」
ラウルも言葉に詰まってしまう。


デキュル
「二人の、 ために…
  大、切な 友、達の、 ために…

   何か、できるっ、て のは…
ちょっと、
  誇ら、しい…       気分 キュ…ル。」
笑顔で話すデキュル。


リィン
「デキュル。この世界に来た時、何も覚えてなかったアタシにとってデキュルの存在がどれほど大きかったか…

それに一緒に旅した時間は
        本当に、本当に楽しくて…」
想いが溢れるが言葉が続かない。



デキュル
「僕も、
  短い…       時間、 だった   けど、

楽しい、
   旅路…だったキュル。」

そう言うとデキュルは笑顔のまま
光の粒子となり、消えていった。


リィン
「デキュルーーーー」
消えていく光を抱きしめるようにするがその手は虚しく空を切った。

リィン
「うわぁぁぁ」

泣き崩れるリィンをラウルは抱きしめるがラウルもまたそのやり場のない想いに声をかけることができないでいた。




しばらくして泣きつかれたリィンはラウルの胸の中で眠りに落ちた。

そんなリィンをラウルはしばらく見守っていたが、戦いの疲労のため程なくしてラウルも眠りに落ちた。


 
                to be continued

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