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夢追いし旅人

オルカ

[オルカ]

キャラID
: UI477-334
種 族
: 人間
性 別
: 男
職 業
: 魔剣士
レベル
: 127

ライブカメラ画像

2D動画 静止画
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オルカの冒険日誌

2021-12-18 10:40:08.0 2021-12-18 10:40:51.0テーマ:ハウジング

「夜の神殿に眠れ」続編「二人が求めた世界」#1

夜の神殿に眠れをテーマにした6軒の家で織りなす
全6話の物語。
「二人が求めた世界」

語り部として、物語を語りながら案内するツアーを
個人、団体様向けに開催しています。

その語りのもとになっている物語。

この日誌は
・夜の神殿に眠れ
・メインストーリーver.5までの物語
上記二つのネタバレを含みます。
またそれをもとにした二次創作作品です。

注意してご覧ください。

ネタバレと二次創作ですよ?
本当に注意してくださいね?
最終話「二人が求めた世界」#1



二人が眠りについてからどのくらいの時間が経っただろうか。




胸の中でモゾモゾ動くリィンによってラウルは目を覚ます。


ラウル
「!?」
そして、周囲の様子に驚愕する。


さっきまであった遺跡が見る影もなく、扉と自分達がいる部分を残して消滅していたのだ。

その外側には宇宙のような真っ暗な空間が広がっており、今いる場所は浮島のような状態だった。



ラウル
「リィン!起きてくれ!リィン!」
ラウルはリィンの肩を揺すりながらリィンを起こす。
リィン
「ん?ん~?何?どぉし…!?」
ラウルに起こされて目を開けたリィンも周囲の異変に気づく。


リィン
「これは!?」

ラウル
「わからない…俺も目覚めたらこうなっていたんだ…だが、あまり歓迎すべき状態ではないな。」

リィン
「そぉだね。幸い扉はあるし、早いとこ脱出した方が良さそうだね。」

二人は立ち上がり、扉を調べる。



今の二人にとって周囲の異変はありがたかった。
余計なことを考えなくて済むからだ。

何もなければデキュルのことを考えてしまう。
簡単に割り切れる話ではない。





リィン
「駄目だね。びくともしない。
 何か魔法的なものは感じるんだけどね。」

ラウル
「何か仕組みがあるとは思うが、周囲には何もないしな。」

ラウルはしばらく考えこむ。



そして



ラウル
「道標(みちしるべ)…」

リィン
「あぁ確か、デキュルが…」
そこで考えがそっちに誘導されてしまい、言葉が出なくなってしまう。

ラウル
「リィン…」


リィン
「…うん。大丈夫…」
無理矢理笑顔を作るリィン。

ラウル
「…そうか。」
ラウルもリィンが空元気なのはわかったがそれ以上は何も言わなかった。
いや、言えなかった。


ラウル
「…リィンにとっての道標は『俺』なんだろう。
逆も然りだが、二人がここにいるということは

別の『道標』が必要になるんだろうな…」

リィン
「別…アタシたち二人の『道標』…

『夜の神殿』しかない、ね。」


ラウル
「そぉだな。試してみよう。」


そう言うと、ラウルは扉の前で夜の神殿のことを思い浮かべてみる。

だが、何も変化はなかった。今度は扉に触れながら試してみるがやはり変化はなかった。


ラウル
「駄目だな…何か別のことなのか?」

リィン
「ちょいとアタシも試してみるよ。」
ラウルに代わって今度はリィンが試してみるがやはり何も起きなかった。

ラウル
「駄目か…
『道標』自体は間違ってないとは思うが…」

顎に手を当て考えるラウル。


リィン
「ねぇラウル。
あの時みたいに二人同時にやってみないかい?」

ラウル
「二人同時に…確かに二人の『道標』と考えれば…
よし!やってみよう!」


そして、二人で扉の前に立つ。

リィン
「まずは『夜の神殿』のこと思い浮かべて…

いくよ?
せーのっ!」

リィンの掛け声に合わせ、二人同時に扉に触れる。

その瞬間、扉の隙間から光が漏れ出し、ゆっくりと扉が開きだす。


リィン
「うまくいったね!」

リィンとラウルは目を合わせ、ハイタッチする。





扉の先には石畳の道が続いていたが、その道以外は何もなかった。


リィン
「どこまで続いてるんだろうねぇ。」

ラウル
「俺が『時の狭間』に来た時は直接遺跡の中に入れたんだがな…」

リィン
「…まぁ考えても答えはでないからね。」

ラウル
「そぉだな。進んでみるしかないな。」

二人は意を決して歩き始める。



                             to be continued

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