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夢追いし旅人

オルカ

[オルカ]

キャラID
: UI477-334
種 族
: 人間
性 別
: 男
職 業
: 魔剣士
レベル
: 127

ライブカメラ画像

2D動画 静止画
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オルカの冒険日誌

2021-12-20 13:20:29.0 テーマ:ハウジング

「夜の神殿に眠れ」続編「二人が求めた世界」#2

夜の神殿に眠れをテーマにした6軒の家で織りなす
全6話の物語。
「二人が求めた世界」

語り部として、物語を語りながら案内するツアーを
個人、団体様向けに開催しています。

その語りのもとになっている物語。

この日誌は
・夜の神殿に眠れ
・メインストーリーver.5までの物語
上記二つのネタバレを含みます。
またそれをもとにした二次創作作品です。

注意してご覧ください。

ネタバレと二次創作ですよ?
本当に注意してくださいね?
最終話「二人が求めた世界」#2



どれくらい進んだだろうか?


周囲の景色が変わらない為、時間の感覚も距離の感覚も無くなる。





不意に前を歩いていたリィンの足元が揺らぐ。

そして響く、崩壊音。


リィン
「…ラウル。
これってさぁ~」
ぎこちなく振り返るリィン。

ラウル
「走れ!リィン!!!」

リィン
「やっぱり!?」


その瞬間足元が崩れ出す。


二人は全速力で走りだす。


リィン
「アタシの体重のせいじゃないんだからねぇ!」

リィンにとっては過去に夜の神殿で起きた崩壊を連想させるには十分な出来事だった。

ラウル
「いいから走れ!」



足元の崩壊は止まることはなく、間一髪二人は走り抜けていく!




そして、前方に出口らしき光が見えた!


ラウル
「リィン!あと少しだ!急げ!」

前を走っていたラウルがリィンの方を振り返りながら声をかける。

リィン
「わかってる!ここまで来て、落っこちてたま…」

その瞬間、リィンの足元が崩れる。


リィンは咄嗟にジャンプし、ラウルに手を伸ばす。

ラウルもまたリィンに向かって手を伸ばす。







しかし


拳一個分距離が足らない。









リィン
(嘘!?ここまで来て…)
手が届かなった刹那、リィンの脳裏に絶望がよぎる。
 






その瞬間







背中を誰かに押された気がした。





リィン
「えっ?」

その分体が浮き上がり、ラウルの手を握ることができた。

その刹那ラウルはリィンを力いっぱい引き上げる。

その反動でそのまま光の中へ倒れ込んでいった。










ラウル
「はぁ、はぁ、はぁ。」

リィン
「はぁ、はぁ、はぁ。」

倒れ込んだ拍子にラウルはリィンを抱きしめていた。


リィン
「危なかったねぇ。」

少し息が落ち着いてきたのでリィンは上体をラウルから離して声をかけた。


しかし、ラウルは再度リィンを抱き寄せる。


ラウル
「………」


リィン
「ラウル?」


ラウル
「怖かった…またキミを失ってしまうんじゃないかって…」

声が少し震えている。


リィン
「ラウル…

アタシもね、駄目だと思ったよ。

でもね…誰かが背中を押してくれたんだ。」

ラウルに優しく微笑みかける。


ラウル
「誰か?でもあの時あの場には俺たち以外誰も…」

ラウルもリィンを見る。


リィン
「小さな手。小さな両手。」


ラウル
「まさか!?」


リィン
「デキュルだよ。きっと。

デキュルはちゃんとアタシ達を見てくれてる…」

リィンは今にも泣きそうな、
それでいてどこか嬉しそうな複雑な表情になる。


ラウル
「そうか…また助けてくれたんだな。」

ラウルも優しく微笑みながらリィンを抱きしめる。


    
                             to be continued











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