よく使うセリフの何もない欄に新しいしぐさと言葉を当てはめてみる感、プリズムを手にして、四月の風の中、新しいマップを走り回る気持ちよさ、パーティーを組んだ人と初めてコミュニケートしたときのドキドキした気持ち、取っつきにくそうな人が意外に話やすかったりする小さな驚き等々の、誰にでも何かしら腑に落ちるいたって個人的な“良きことの快感”。
アストルティアはもう語り尽くされた!なんて感じるまでもなく、誰もがその気持ちに覚えがあり、いまだ見渡し尽くせない世界と、こんなにも痺れるような甘美な感覚がきっと存在している。
淡々と過ぎる何気なく他愛のない日常の、純朴に繰り返される少しの憂鬱と希望を抱く中の、ふと目にする群像と言の葉が交差する下の、むず痒くて暖かくて澱んでいて心地のよい、そんなちょっとした世界の片隅に奇跡が隠れてたりするんだろうな。
次のVUまで何だか長そうだけど、また新しい期待と不安が、ささやかな物語を紡いでくれるでしょう。
: reference from Rockwell Eyes.