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恵みの解放者

スボルキン

[スボルキン]

キャラID
: OT275-541
種 族
: オーガ
性 別
: 男
職 業
: どうぐ使い
レベル
: 98

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スボルキンの冒険日誌

2015-07-28 17:55:42.0 2015-07-28 17:58:30.0テーマ:その他

DQの歴史がまた1ページ

紀元前168年。
バルカン半島の覇権を争う2つの国の軍が、半島東部のピュドナで対峙した。
紀元前7世紀の建国から半島の一角を支配し続けた老国マケドニアと、紀元前4世紀にイタリア半島を統一した後、その勢力を地中海一帯へと急速に拡大しつつあった新興国ローマである。

稀代の英雄アレクサンダー大王の東方遠征の末、一時はインドにまで至る空前の世界帝国を築いたマケドニア。
だが、大王の死後に後継者間で起きた分裂と幾度の戦を経て、この時代の版図はバルカン半島の一部を残すのみとなった。大王とともにユーラシア大陸を疾駆した騎兵隊ヘタイロイももういない。

しかし、覇業を成したもうひとつの主力、重装歩兵隊ファランクスは健在だった。
時のマケドニア王ペルセウスは4万のファランクスを率い、成り上がり者を成敗すべくピュドナの平原に陣を敷いた。

樫の木で作った盾に12キュービット(約6m)をゆうに超える長槍サリッサ。
それらで身を固めたファランクスは、密集しながら整然と列をなし、前面に盾を構えつつ敵方に向けてサリッサの穂先を突き出す。
この盾の壁と針の山が進んだ後に残るのは、串刺にされた敵兵の遺体だけ。
かつてマケドニアのファランクスはこのレギオン(戦闘教義)で半島以東のあらゆる国々を征服したのだ。

長さがわずか1キュービットの短剣グラディウスと4キュービットの槍ピルムしか武器を持たない哀れなローマ兵は、ファランクスに自らの武器を届かせることすら叶わないーー。

緒戦はペルセウスのこの目論見通りに事が動いた。
ファランクスはローマ軍の前衛を突破し、後衛に襲い掛からんとする。
この時、行軍速度を高めた密集陣形の随所に隙間が生じた。
戦況が激変したのはこの時だった。

ローマ軍の後衛は散開しつつ、ピルムをファランクスに向けて次々と投げつけた。
降り注ぐ投槍を避けたり、盾で受けたりするうちに、針山の間合いはさらに広がり、次第に密集陣形がほどけていく。
その間隙を縫って、ローマ兵は突入してきた。
鞘からグラディウスを抜きながら。

サリッサを自在に操る膂力を誇るファランクスも、懐に飛び込むローマ兵に対しては無力だった。
接近戦では短剣相手に小回りの利かない長槍で成す術はなく、肘や脛といった急所を切り裂かれ、斃れていくのみであった。

かくして敗れたペルセウスは虜囚となり、マケドニアはローマの属州に成り下がった。
これを機にかつて世界を席巻したファランクスのレギオンは歴史の渦に消え、代わってグラディウスを用いた散開戦術をレギオンとするローマが世界帝国へとのし上がっていく。

世にいう「ピュドナの戦い」である。 いやー、今更だけど短剣強いわ。

四諸侯のカードを入手したので、対応の一環として、スキルを少々いじって短剣使えるようにした。
それで試練の門とかで試し斬りしたら、楽しいこと楽しいこと。

状態異常が入りまくる短剣スキル150の強力さに興奮するあまり、昔かじった西洋史の”短剣つええ話”を思い起こして、駄文をこさえちゃったよ。

ピュドナの戦いが古代ヨーロッパにおける武器の主役をサリッサからグラディウスへと変え、ローマの東方支配を本格化させた歴史の転換点になったように、DQ10も短剣最強時代の幕開けという節目を迎えているといえば大げさか。


……大げさだね。
閑話休題。
もう少し短剣スキルに慣れてから、短剣旅か短剣+扇の踊り子で四諸侯に挑みます。
その時はよろしく。

そういえばヤリスキル、残しはしたけど久しく使ってないな。
サリッサの二の舞になりませんように。

ちなみに短剣スキルを始めるにあたって購入した短剣は、グラディウスではありません。
念のため。
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