しのぶの冒険日誌

東京シティ・フィルのドラゴンクエスト
すぎやまこういち　交響組曲「ドラゴンクエストⅩ」目覚めし五つの種族

を聴きに行ってきました！


私はＦＣ版のころからのＤＱプレイヤーでＢＧＭも大好きなので、サントラＣＤもかなり購入してきたのですが、プレイした思い出とともに聴くのでⅩを始めるまでゲーム音源のほうが好きでした。

Ⅹも最初のうち（Wii版）はゲームの電子音っぽいＢＧＭでしたが、いろいろ性能が向上して（私はゲーム機でのプレイなので）Switch版にもなるとプレイ中も生演奏のようなＢＧＭを聴けるようになり、価値観が変わりました。

そこで一度生の大音響の演奏を聴いてみたい、と思ったのですが、開催場所、日時、リアルの自分の予定などの条件が合わないまま何年も経過。しかしこのたびついに条件が合って８月にチケットを購入したのでした。



実際、生演奏聴いてみたらものすごくよかったです！！
未体験の方には、ぜひ一度体験していただきたいと思いました。



以下ざっくり感想。

【演奏】
・世界的な活動でも実績のある指揮者の方（海老原　光さん）のおはなしは、ご自身はⅩのプレイ経験がほぼなくてもプレイヤー心理をくすぐるようなおはなしをしてくださってさすがだなと思いました。
・休憩時間１５分を挟んで計１．５時間程度の演奏時間でしたが、タイトルのVer.1の固有曲はほぼ網羅されていてよかったです。
・プレイ中に聴くＢＧＭの曲調を変えず演奏してくださったので感情移入が容易にできました（歌でも演奏でもプロって自己流のアレンジするので）。
・収録だったら何度もやり直せるけど、音程やテンポ（タイミング）はほぼ正確で完璧でプロのすごさを感じました。
・アンコールの２曲は次のＤＱコンサート（Ⅳ）の曲でⅩでも使われていますが、選曲がよかったです（「海図を広げて」と「序曲」）。



（文字数制限のため一休み）


【会場の雰囲気】
・広く清潔感があり、掲示やスタッフの皆さんの案内も充実していてとてもよかったです。


【観客の印象】
・コンサートへの参加に慣れてる方が多いのか、マナーはしっかり守られていました。
・迷惑行為はもとより、態度や言葉遣いが悪い方はみかけませんでした。
・演奏を楽しむために会場全体が一体となっていたように思いました。おかげで１０００人ぐらい入っているはずなのに演奏の鑑賞を全く妨げられることなく堪能できました。

【1点だけ疑問】
Ⅹのオリジナル曲の公演、とのことでしたが、「天空の世界」はＤＱＭ２が最初の登場と記憶しているので違うのでは、と思いました。


また予定が合う公演があったら行ってみたいと思います！
ＤＱⅩは他のシリーズも含めたＤＱのテーマパークというコンセプトから他のシリーズのＢＧＭもたくさん使用されているので、公演のお題がＤＱの他のシリーズでもきっと楽しめるはず！

そうだ、久々にいろんなＤＱのナンバリングのＣＤ引っ張り出して聴いてみよかな・・・（おわり）。









おまけ


【今回の公演で私が感動した曲TOP3】
・死の世界より来たる者～死へのいざない～冥府の王
・アンルシアの恵み
・風雅の都～五重魔塔


【個人的に思ったこと】
プレイヤー層は中年のおじさんが多いらしいですが、公演会場ではそんな印象を受けませんでした。そもそもおじさんはコンサートに行くのか、という議論はあると思いますが、いろんな年齢層の男女が来場していたようです。若い男性、女性も結構みかけました。聞こえる会話内容からただのＤＱファンではなく、Ⅹのプレイヤーであるのはわかったので、巷で言われるような限られた層だけでなく、やっぱりいろんな方がプレイしているのではないかな（希望含む）、と思いました。ネット上のいろんな情報は参考程度にするのが良い、と改めて思いました。


そういえば、指揮者のプレトーク中の来場者への質問で「最初の種族を○○で始めた方！」というのがあって、エルフで始めたヒトの反応後に「強面の中年男性が多いような・・・」と冗談（ですよね、海老原さん！？）で会場の笑いを誘っていました。


私エルフ♂で10年以上前（男性がエルフ♀を使ってることが多いとか話題になるずっと以前）に始めた純粋なエルフなんですけど・・・？


私の席の周囲、中年の子供連れ女性とか若い男女が多かったので、なんかいたたまれなくなったのはナイショです。


（今度こそ終わり）