※ドラクエ日誌ではありません。
凄くどうでもいいお話です。正直読んだら時間の無駄に後悔します。
戻ることを強く御勧め致します。
「くそったれ・・・」
某所某家でそうつぶやく一人の男がいた。
12月11日、彼には会社よりこう言われていた。
『悪いんだけどさ、今週土日出てくれ』
彼には習い事(以下用事)があった。
土日は用事で予定を埋め尽くし、今か今かと土日を待っていた。
彼は仕事よりも何よりもその用事が楽しみだった。
そんな矢先に、彼の楽しみは奪われたのだった。
予め土日出ることが決まっていたのならまだいい。
休みだと思っていたものを寸前で奪われることに彼は我慢できなかった。
しかし、彼は黙って受け入れる。
「何でこうなるんだ・・・」
仕事なんてそんなもんだ。彼は無理矢理そう自分を納得させた。
泣く泣く用事をキャンセルし組みなおす。
用事には用事のスケジュールがあるので一つズレれば後ろもズレる。
彼が最後にまともに休んだのは先週の水曜日が最後だった。
今週の水曜日、彼は一日休むつもりが別件が入ってしまう。
『水曜休んでいいから、行って来いよ』
それは休みになるのか?。行くだけ行ったら終わっていいようだった。
でも休みじゃないよな・・・。彼はブツブツ言いながら別件を全うした。
その挙句に土日出ろと言われ、休みが取れないことを嘆く。
どうせ休ませろ言っても、水曜休み上げただろ、こう返されるに違いない。
彼は諦めた。楽しみにしていた用事は来週の火曜日の夜が次だ。
土曜日、彼は出る。
しかし、形上いることが必要なだけで、正直まじめにやる必要などなかった。
本読んでてもいいし寝ててもいい。
「俺いらねーじゃん・・・」
彼は誰もいない空間でそう呟きながら外へ出てどっかに行く。
「誰もいねーしどっかで遊んでこよう」
典型的な不良社員である彼は本当に遊びに行ってしまった。
「こんなんなら用事キャンセルしないで抜け出して行けば良かったかな・・・」
そんなことを思いつつ日曜日の用事を入れられるか聞いてみる。
当然のごとく無理だった。休日はすぐ埋まってしまうらしい。
人数に限りがあるので早めの予約が必須だった。
彼がキャンセル出した時点ですぐ埋まったのだろう。まぁ仕方ない。
土曜日は終わる。日曜日も同じ感じらしい。
日曜日、彼は出る。
やる気は当然0だ。また昨日のとこ行って遊んでしまえ。
彼はそんなことしか考えない。
用事キャンセルした上にまともにすることもないなら当然かもしれない。
しかしトラブルが発生しその日は午前で終了。
ラッキーと思いつつも、彼が思うことはこれだけだった。
「用事キャンセルする必要なかったやん・・・」
正当に行けていたのに行けなくなってしまったことを彼は嘆く。
トラブルを予想し用事を組むなんてそりゃ無理に決まってる。
不意に休みが発生してもすることなんて特にない。
そんなとき彼は遊びに行く。
新しいものが出たせいか彼の頭の中はそれ一色だった。
「おもしれーーーー」
彼は楽しんでいるようだった。用事ができなくても彼は楽しんだ。
しかし
「はぁ・・・」
遊びが終わると彼は溜息を吐く。
用事ができなかったことを彼は嘆く。
彼が一番やりたいことは遊びよりは用事のほうなのだ。
そして明日からは平日で満員電車で人に囲まれながら行くことになる。
「憂鬱だ・・・」
休みがない現状なせいか彼はいつも以上にやる気がない。
「あーめんどくせー」
彼の最近の口癖になっている。休みをよこせと彼は思う。
次の土曜日は休んでいいと言われていた。
しかし土日出た分の休みはないようだ。次の土曜日まで彼は連勤だ。
「あーめんどくせえええ」
また言った。彼は土曜日休んでいいと言われてから即用事で埋めた。
月曜日は特に問題なく終わる。
この日の夜は用事もないので遊びに費やす。
「何でやあああああ」
彼の悲鳴は何を表わしているのか、遊んだ後の彼は暗かった。
そしていつもならここでオンゲに手をつけるのだが彼は眠かった。
オンゲしてても気が付いたら寝ることが多い彼は手を引っ込めて眠った。
「金曜の夜までは難しいかもな・・・」
オンゲという遊びも彼は楽しんでいるものの、最近は笑っていない。
彼は見るからに疲れが溜まっている。
火曜日、雨予報が出ていた中、彼は傘を持って出る。
今日は用事がある日、彼は少しだけ元気を出した。
そんな彼に会社から言われる。
『土曜日出てもらうかもしれん』
は?。ふざけんなよ?
彼の運命やいかに・・・
To be Continued...