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ガッタバ・ヨナクーン

シエ・なみお

[シエ・なみお]

キャラID
: YC984-880
種 族
: オーガ
性 別
: 男
職 業
: まもの使い
レベル
: 130

ライブカメラ画像

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シエ・なみおの冒険日誌

2019-11-11 19:56:41.0 2019-11-15 23:01:18.0テーマ:写真活動

幻想風景  ”貴族”を狩るモノたち その1

カランカラン・・・

ドアベルの音に、

「まだ準備中だよ

と言いながら入り口を見ると、小さな影が立っていた。 どう見ても、絶賛反抗期な俺の娘より小さく見えた。

「ここは、子供の来るところじゃ…

言いかけて、背中に背負った異様な物に気付いた。
それは、少女の身の丈よりも大きく、鎌の様にも見えた。
あれは武器なのか?
そういえば、噂で聞いたような…
記憶の糸を手繰り寄せていると、声をかけてきた。

「おぬしがこの店のあるじか?
「ちと訪ねたいことがあるのじゃ。

声音は少女のものだったが、妙に時代がかった口調だ。

「あ、ああ。なんだ?

「あの城の事じゃ。 そういうことか、ナリは小さくても賞金稼ぎの類って訳だ。
とはいえ、こんな辺境では珍しい。

「大昔の城さ、今じゃ廃墟で誰も住んでない。
「だが最近、行商人や猟師が人影を見たとか、灯りが付いてるのを見たなんて噂があってね。
「騎士団が調査の為に兵を出したんだが…

「帰ってこなかった、という訳じゃな。

「そういうこった。
「いや、一人だけボロボロになりながら戻って来たんだ。

「ほう。

「もっとも、”貴族”と言い残して、
「すぐにくたばっちまったらしいがね。

「”貴族”か、やっぱりね。

「うむ、ひと足遅かったようじゃな。

「?!
 
今、男の声が。だが目の前にいるのは、少女一人。

「見ろ、おぬしがいきなり喋るから、あるじが驚いておるではないか。

言いながら、鎌をコツンと叩く。

「いや~、自己紹介しても驚くと思うよ?

「…ふむ、それもそうじゃな。

ようやく、先ほどつかみかけた記憶の糸がつながった。

「あ、アンタ…いや、アンタ達は…

「あるじよ、それ以上は言わぬが良いぞ。

「そうそう、世の中知らない方が幸せな事もあるってね。

おだやかな、だが有無を言わせぬ口調で告げられ、口をつぐむ。

「世話になったな。

言って金貨を投げて寄こし、きびすを返して店を出ていく。
ふと、立ち止まって、

「念のため言うておくが、今日逢うた事、誰にも言うでないぞ。

ちらりと見えた横顔はどこか寂し気で、今にも消えてしまいそうに儚かった。
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