レシアの冒険日誌

前回までのあらすじ

勇者とろの血をひく男れっしー

彼は魔王に脅かされる王国の国王に

さらわれた姫を救いだしてほしいと頼まれた

100Gと銅の剣を賜ったれっしーの旅が始まる！








ところで夢から覚めたれっしー
ちなみにこれの前回に当たる日誌はどこにもないから
気を付けろ！！




ベッドからのそっと起きてもそっと着替えて
朝食を済ませてれっしーはお城へ向かう
そう、今日はれっしーの17歳の誕生日
父、勇者さーもんの遺志を継ぎ、魔王を倒す旅へと
出発するのであった




※「よくぞ来た、勇者よ！
        ワシが王様じゃ！
        お前の父は   強く立派な男じゃったが
        一人だったのが   いかん
        お前は酒場で   仲間を探し
        力を合わせて戦うのじゃ！」

王様「これは旅立つお前への
            ささやかな贈り物じゃ！
            勇者れっしーの旅に   幸あれ！」

（ここまで語るのにわずか10秒）

え、国王サボテン……
ちょ、しゃべんのはやっ！
贈り物ってあんた、これ300Gやん
遠足のおやつ買うんとちゃうで

れっしーの脳裏に口から出ることの出来なかった
ツッコミがあふれでる！



れっしーは酒場へ向かった



だがしかし！



※「ここは酒場だ
        おめー未成年だな？
        おめーに出す酒はねえ！
        さっさと帰れ！！」

れっしーは酒場に入れない！

れっしーの性格が一匹狼になった！




れっしーはとりあえず情報収集に向かった！

※「ここはスシクイネー王の治めるサラダトームの城下町よ」

※「スシクイネー王の王女は
        魔王にさらわれたとか！」

※「武器と防具は持ってるだけじゃダメだぜ！
        ちゃんと装備しないとな！
        え、武器は持つだけで装備だろって？
        諺にあるだろ 
        竹刀を持ってもなにもしない！
        なんつってな！」

だじゃれ親父のヒャド！
れっしーに32のダメージ！
れっしーはしんでしまった！












王様「おお、れっしーよ
            死んでしまうとは   なさけない！
            しかも聞けば
            町から一歩も出ずに死んだとか！
            そんなことで姫を助け出せるのか！？
            おお、そういえばれっしーには
            我が姫の写真を見せてないな
            それでは探すこともできまい
            ちと待っておれよ」

（ここまで語るのにわずか6秒）

王様「待たせたな、これが姫の写真じゃ」

（戻ってくるのにわずか4秒）

王様、実はメタル系だったりします？

れっしーはそっとツッコミを心にしまった！




「ダッシュで助けてきます！」

れっしーは思わず主人公喋らずの法則を
覆してしまった！！











まずは物資を買わなければ話にならない！
何を買おう


→武器
    防具
    道具
    あえてのおやつ




















※「毎度あり～」

れっしーはおやつを手にした！
素手+普段着でどうしろと！！

いや、食料事情は充実した
あとは魔物を倒して資金を稼げばどうにか
スライム的な弱いのなら素手でも……

れっしーは町を出た！



モンスターが現れた！

きた、早いな！















  王様ぁぁぁぁぁ！？

スライムの攻撃！

れっしーに1のダメージ！

え、これスライムなん
どうみても王さm

スライムは逃げ出した！



スライムはいなくなった！









～一方その頃、魔王城～
魔王「なぁ、手下よ
            ワシすごいこと考えた」

※「どうしました、魔王様」

魔王「今まで普通に勇者と魔物戦わせてたけど
            ぶっちゃけ勇者が魔物と
            戦えなかったらレベル上がんないし
            ワシ楽勝じゃね」

※「そうですね、さすが魔王様。よ、天才」

魔王「つうわけで全ての魔物を人間見たら逃げ出す
            小動物精神にしてみた」

※（人間襲わなくなって勇者も
        魔王様倒しにこねえんじゃねえかな）










～再びれっしー～

魔物が逃げる…戦えない…

金が  稼  げ  な  い

宿が、装備がぁぁぁ

魔王の策略は意外と効果抜群だ！