レシアの冒険日誌

前回までのあらすじ
魔王を倒した












王様「れっしーよ！よくぞ魔王を倒してくれた！
            お前には感謝してもしきれんわい！
            そこで、お前にわしは王の座を譲ろうと思う」

大臣「なんと！それはまことですか！
            それでは早速準備を」

しかしれっしーはいいました





れっしー「いいえ。もし私の治める国があるなら
                   それは私自身で探したいのです」

王様「おお、れっしーよ、よく言った！
            そなたの旅の無事を祈っておるぞ！」

大臣「諦め早っ！」

トローラ「待ってください！」

王様「トローラ！どうしたのじゃ！」

トローラ「れっしー様、その旅に私も連れて行ってください！」

王様「なんと！じゃがトローラ、お前には危険すぎる」

トローラ「分かってますわ。けれどもお父様
                    トローラはれっしー様と共に生きたい！」

王様「なんと、そういうことなら仕方ない！元気でな！」


（さっきから軽いな王様！）

？？？「ちょっと待ちなさいよ！」

町娘「れっしーは渡さないわ！」

れっしー「…だれ！？」

町娘「第１話で町の名前を教えた町娘よ！」

（モブキャラだぁぁ！）

王様「庶民が何の用じゃ！つまみだせ！」

トローラ「待ってください！
                    その方はれっしー様を好きなのでは！？
                    そしてれっしー様もその方のことを…」

（違う違う違う）

王様「なんと！ならばれっしーよ
            明日、この二人の中から花嫁を選ぶのじゃ！
            今夜はゆっくりと考えるがよい！
            宿を予約しておくぞ！
            町娘さんは我が家の別荘に泊まるとよい」

（なにこの急展開ぃぃぃ！？）





その夜

宿主人「眠れないのかい、れっしーさん
                無理もないよな。いきなりこんなことになるなんて
               散歩でもしてきなよ」








れっしーは町娘の元を訪れた

町娘「ふふ。なんだか眠れないの。緊張しちゃって
            ねえ、れっしー。明日あなたが
            どっちを選んでも私はあなたを
            恨まないわ
            さ、もう寝なきゃ。おやすみ。れっしー」 

（馴れ馴れしいな！お前はどこの幼なじみだ！）



トローラはぐっすり眠っていた







そして夜があけた














王様「れっしーよ、昨日の一晩、よく考えてきたか？」

→はい
    いいえ
















→考えるまでもない





王様「なんと、よく考えずに決めてしまったのか！
            仕方のない男じゃ！
            ではれっしーよ、今からこの二人のどちらかに
            プロポーズをするのじゃ！」

れっしー「はい、王様！」

王様「なんと、このわしが好きと申すか！
            そ、それはいかんぞ！もう一度よく考え直すとよい！」

（一言も言ってないですけど！？）

町娘「え、ほんとに私でいいの、れっしー
            私はお金もないし、トローラさんみたいに
            おしとやかじゃないわよ」

町娘「まぁ、私がおしとやかじゃないって言うの、失礼ね
            でも、ほんとに私を選んでくれるのね！？」

（一人で話すすめんなぁぁぁぁぁ！！！）

れっしー「姫！私はあなたと出会ったその時から
                    あなたの虜です！」

トローラ「ほんとに？ほんとに私でいいの？」

れっしー「はい！」

トローラ「嬉しい！ありがとうれっしー様！」









王様「うむ。れっしーよ、我が娘トローラを選んでくれたこと
            わしも嬉しいぞ
            二人で立派な国を築いてくれい！！」


こうしてれっしーはトローラと結婚し
新天地を求めて旅立った




そして伝説が始まった！





キャスト

れっしー    れっしー

トローラ   看護師さん（セラフィ）

王様、モンスター、モブキャラ   サボテンダー

魔王   サボテンダー強
















町娘  呪術師マリーン