アストルティアには、日々あらゆる事件が起きている
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マヤ…………げふんげふん
古代文明の栄えた後が残るジャイラ密林
清浄な水を湛えるこの地に、不審人物が現れたという
アストルティア警察は現場に急行した
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言葉に詰まった
なんだこいつ
これまであらゆる不審な人物を相手してきた
アストルティア警察も
これには絶句した
記者など言わすもがなである
しかしアストルティア警察は語りかける
「なにしてんの?」
すると不審人物はその口を開いた
「チガイマス、誤解デスヨー
私釣リニキタダケノ善良ナ市民デスヨ」
怪しさフルバーストである
「アヤシクナンテナイヨー。クラゲアゲルヨー」
怪しさビッグバンである
「いいから来い」
こうしてクラゲは連行された
アストルティアの平和は今日も守られている
翌日、セレドの町から通報があった
光の河と共に生きる山の町だ
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早速かけつけると
通報者から詳細を聞いているアストルティア警察がいた
どうやら高台の教会で怪しげな音がするという
そのくらい自分で見てこいと記者は思ったが
アストルティア警察は言う
「犯罪はどこでも起こりうる
そして、それらには尊い命を失ってしまうような
危険な事件もある
力なき市民を守るのも我々の仕事で
彼らを責めてはいけない」
アストルティア名言・ザ・イヤーにノミネートされた
高台の教会にたどり着き
扉を開けた
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「ヒャッハァァァァァァァァ!!
踊れ踊れぇぇぇぇぇぇぇい!
んんぅー?旨そうな肉の匂いがするなァァ?」
アストルティア警察は静かにドアを閉めた
「世の中、どうにもなんねえこともあるわな」
記者は何も言えず、その日の取材を終えた
アストルティアは今日も平和………じゃないかもしれない