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剣聖

レシア

[レシア]

キャラID
: QA391-539
種 族
: 人間
性 別
: 男
職 業
: スーパースター
レベル
: 116

ライブカメラ画像

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レシアの冒険日誌

2014-03-12 11:06:24.0 テーマ:その他

対魔戦記   町は生きている

町は不穏な空気に包まれていた

その手に槍や剣を握り、まだ新品同然の皮の鎧に
身を包んだ若者たちが親しい人々としばしの
別れを悲しんでいる
あるものはすすり泣く母を慰め
あるものは恋人と抱き合い。



魔物の侵攻に悩まされるグランヴェール王国
聡明なる国王は1ヶ月前、王国の兵士七千を
率いて魔族の巣窟、黒恢山脈へと進軍した
しかし、王自ら率いる精鋭たちは黒恢山脈の主
魔竜アルグタネスの前になすすべもなく破れた
勇猛、三国に轟いたと言われる騎士団長は戦死
国王もアルグタネスに囚われてしまった

事の顛末を聞いた第一王子アルスは義勇軍を募集
残された王国兵と義勇軍を率いて国王ならびに生存者を
救出することを決めた


そして、ここセントシアの町は王都に最も近い町
義勇軍募集の情報はすぐに伝わり
町の若者たちは大恩ある国王のため
武器をとって立ち上がった












セントシアの中心、晴天市場
そこから少し裏路地を通ったところにルイの酒場はあった
小さい酒場だが、女店主ルイの人柄とその料理が
客足を絶やさせない

今、この酒場は戦場へ向かう若者たちでごった返していた
「はい、オーグリード風、豚の炙り岩塩仕立て
    こっちはサービス。ウェナのオレンジでしぼったジュースよ」
ルイが自ら運んできた料理をレシアは笑顔で受け取った
酒場全体に皮鎧姿の男たちがいるなかで
無法者のズボンにスパイクアーマーの上を合わせた
彼は異彩を放っている
その腰には二振りの剣
「お前もさー、丁度いいときに帰ってきたよなー
    旅立って三年も帰らなかったくせに
    国王様を助けに行く軍が出るって時に
    ふらーっと戻ってきやがってさ」
そう言う青年の頬は既に紅潮していて
酔っているのだとすぐ分かる

「はは。なんか予感がしてさ。帰らなきゃって」
レシアはそう笑顔で返すと、豚肉を口にした
「つってもよー、アルグタネスだぜ
    あの『黒恢山脈の悲劇』『黒鱗の暴竜』を
    こんな一般市民のオレ達が相手するなんてさ
    おかしいだろ」
青年はしかし、不満を覚えているわけではなさそうだった
「でも、義勇軍は前線じゃなくて工兵や後方支援だろ?
    さすがに黒恢山脈を未開の地にしてる元凶に
    こんな戦闘経験もない奴は当てないだろ」
「分かってるよ、んなの。でもよー
    あの騎士団長様もやられたんだぜ
    王様のためでなきゃ、参加しねえよ」
そう言って青年は机に突っ伏した
「………飲み過ぎだろ」
レシアは言いつつ席をたち青年を抱えた
「ルイさーん、ベッド借りときますねー」
厨房の奥から勝手にしなーという声を聞き
レシアは二階へ上がった

その後、青年をベッドに置いてレシアも一階へ
戻り、三年ぶりの知己達と三年の間の思い出を語り合った











翌日。義勇軍は王都に集結
王子アルスの号令の元、黒恢山脈へ出陣した
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