ドクターれっしーの診療所
はじまるよヽ(・∀・)ノ
「次の方どうぞー」
『ガオッ』
「…………本日はどうされましたぁ?」
『ガオッ』
「ぼくファレシオン
って、いや名前きいてませんから」
『ガー、ガオ』
「……お腹が痛いんですか?」
『ガオッ、ガオガオッ』
「……虫歯ですか」
『ガオ。グルル、ガーオガ』
「……頭、痛い、体も、あつい?」
『ガオ、ガオグル、ガオガオッ』
「あー、熱っぽいんですか」
『ガオッ、ガオガオーガコガルルグッチ』
「オガ子、たまんねぇ、みてるだけで
興奮して熱あがっちまうぜ、ヒャッハァ
って何かんがえてんだ!」
『ガルル、ガオガオ』
「妄想は自由です、セクシー万歳
だから何いわせんの!何かんがえてんの!」
『ガオ、ガオガオ、グルルガオン』
「いや、魚さんの可愛いしぐさも捨てがたいし
エル子の清楚な魅力にフォーリンラブっす、でゅふふ
って……(こいつ病院より先に警察に行くべきだわ)」
『ガオ、ガオガオ、ガルルガー!』
「あ、でも誤解しないでくださいね
ぼくはどの種族も平等に大好きですから
って知るかんなこと!!全種族に平等に変態的視線
ふりまいてどうすんの!」
『……』
「急に黙りましたね」
『いや、あの、ぼく
胃がもたれてるんで薬ほしかっただけなのに
さっきからなんなんですか』
「あ、そうなんですか、それは失礼」
「最初からしゃべれやぁぁぁぁぁぁっっ!!!!」