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剣聖

レシア

[レシア]

キャラID
: QA391-539
種 族
: 人間
性 別
: 男
職 業
: スーパースター
レベル
: 116

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レシアの冒険日誌

2015-02-05 22:31:36.0 テーマ:その他

カオス度……中    アストルティア学園    ~走れメロス編~















始まりは突然だった













わたしの竹馬の友であったセリヌンティウスはある日
突然わたしに言ってきたのだ

「ファンタジーごっこ、しようぜ」

わたしは耳を疑った
セリヌンティウスはリアリスト
生まれてこの方、幽霊など見たことはなく
宗教に対してはそんなものなんの意味もないと吐き捨て
わたしが毎年おこなっている初詣には
お賽銭をどこまで投げられるか競う遊びだとぬかし
さらに我が家でポルターガイストが起こることを
話したときなど、耐震工事しろよ、ばか
などと言ってくるほどのリアリストだ、現実主義だ
確かにテレビでは地震速報などというものが
報道されていたがわたしはテレビなど信じない
話がそれたので戻すと、そんなリアリストたる
セリヌンティウスの口から

「ファンタジーごっこしようぜ」

などという言葉が飛び出たことにわたしは驚きを隠せず
「ファンタジーなんていったって
おまえはそれがなにかわかってるのかい」
と思わず問い返してしまった
するとセリヌンティウスはこう言った
「そんなの、自分は特別なすげーやつなんだって
思ってチャンバラしてりゃーいいんだよ」
適当なやつである
そんなのただのイタイタしいだけのチャンバラではないか
わたしはそんなことにうつつをぬかしているわけには
「オレのターンドロー!」
いきなりセリヌンティウスが叫んだ
いや、それはファンタジーでもなくてカードの類ではと
わたしにつっこませることもさせず彼は
「オレのグランドネビュラ!!」
などと……っていってるそばからなんだこいつ
ん?セリヌンティウスが浮いている

















一瞬だった
セリヌンティウスが手をふりおろすとともに
辺りは光と熱に包まれ
わたしは365のダメージをうけたのだ
なんてやつだ。あぶないやつめ
わたしがもし日々の鍛練と学校での宿題をこなし
日々の予習復習をもって
HPパッシブを全て取得していなければ
即保健室送りにされるところだ
いくら竹馬の友たろうとこれは許せぬ
目にもの見せてやる


















わたしは両足に力を込め、一気に飛び上がる
跳躍はやがて頂点に達し
わたしは一気に重力に捕らわれ地に堕ちる
羽をもがれた鳥のように
されど力強く、自らこの星の中心へと向かっていくかのように
そしてその拳に全身全霊を込め、殴り付けるのだ



























地面を 見よ、堕つる翼をもがれし戦士の一撃を
わたしの全霊を込めた一撃は地を砕き
わたしが発するオーラは大地ごとわたしの敵を吹き飛ばすのだ
これがわたしの必殺技、メガトン右スト(プ)レートインパクト
ちなみにこれと似た現象をハンマーを使って起こすことが
世間では流行っているようなのだが
ハンマーなど持ってはいない
これはわたしの纏うオーラが鋼となりわたしの右手に顕現したのだ
いわばメガトンパンチとでも言おうか
けしてハンマーではないのだ
まぁそれはさておき、わたしの右手もといメガトン右手から
溢れだすオーラは赤い閃光となって地を走り
隆起した大地ごと全てを吹き飛ばし、無に還すのだ



















わたしの本気を引き出させてしまったセリヌンティウスは
保健室に運び込まれた
しかし、ばかなリアリストの竹馬の友を
こらしめた余韻にわたしが浸る暇はなかったのだ
『1年4組、山田メロスくん、すぐ職員室へきなさい』
担任の暴君ディオニスこと田中三郎先生のお呼びだ
わたしは職員室へ30分かけてゆっくり歩いていくと
田中はわたしに言ったのだ
『きみ、壊した窓ガラス弁償しなさいな』
今度はこの邪知暴虐の王を除かねばならぬと決意した
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