レシアの冒険日誌

ｽﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ……

「闇の魔力が溢れだしてくる……」

「ついに闇の覇者ネクロダーク・シャドウ（ry
がその真の力を見せるのか……」

「へっ、信じらんねえよな
まさか、この世界の運命があいつに
委ねられちまうなんてよ」

「そんなこと言ってる場合か！」

「ジークバラード！！」

「ネクロダーク・シャドウ（ryの力は並外れている
このままではあいつは勝てない……！」

「そんな……」

「だから、オレたちに残された光の
ブレイブ・エナジーを奴に少しでも送るんだ！」

「ま、まてよジークバラード！
オレたちだって、ネクロダーク・シャドウ（ryの
配下の闇四天王+暗黒十二星+邪悪堕天五人衆
さらには七大魔人に八大罪に……
やつらと戦って、もうブレイブ・エナジーなんか
残っちゃいねえよ！！」

「それでもっ！！！」

「「「っ！」」」

「あいつだけじゃだめなんだ！！
確かにあいつは選ばれた光の聖勇者だが
オレたちだって、光の聖勇者を支える役目を
負った神聖五十八闘士だろう！！
オレたち58人のブレイブ・エナジーを
結集させて、ネクロダーク・シャドウ（ryを
倒すんだ！！！」

「ジークバラード……」

「そうか……」

「そうだよな！」

「あいつだけに戦わせはしないぜ！」

「そうよ！」「そうだね！」「そうざんす！」 「届け……オレたちのブレイブ・エナジー……！」




























「はああああああ！！！」

ﾋｭｳｲｲｲ……

「光の絶対聖剣奥義！
シャイニング・ブルーブレイド！！！」

ｷﾞｷﾞｷﾞｷﾞｷﾞｷﾞﾝ！！！

「な！？」

「無駄だ、光の聖勇者……
覚醒した我のダークネス・フォースは
そのあふるる力を持って我に
絶対不滅の障壁……
ADフィールドをつくりだすのだ」

「ADフィールド……！？
Absolute darknes……絶対の闇とでもいうのか！」

「いや、A（暗黒）D（大魔王）フィールドだ」

「……っ！くそ、ここまできて！
手はないのかよ！」

「ふん……スルーしおって
絶望にくれるがいいわ！」

「うう…………
……まて、なんだこの力は」

「なんだ、貴様なにをした！？
貴様をとりまくそのブレイブ・エナジーはなんだ！
貴様は我が最大の部下
暗黒熾天使ブラドエルとの闘いで
ブレイブ・エナジーを使い果たしていたはず！
どこにそれほどの力を残していた！」



「は……ははっ。あいつら……
自分たちだってもうぼろぼろのはずなのに……
こんなオレのために……ありがとう……！」


「ぐ、なんという力だ……
まだ溢れ出すというのか！！」





「うおお……うおおおおおおおお！！！」 ｶｧｧｧｧｧｧ……！

「バカな、ありえん！我を越えるというのか！」

「そう……これが聖なる光の女神に選ばれた
『オレたち』の真の可能性……
オレ一人では、ここまでこれなかった」



「……いま！仲間たちの力を借りて
お前を倒す！！」











ついに覚醒した光の聖勇者レシヘルム！
闇の覇者ネクロダーク・シャドウ（ryとの
最終決戦の行方は！？
次回、「決着。そして……」
お楽しみに！！