レシアの冒険日誌

レヴァンゲリオン パイロット
五十里シイタケ（14）




（通信）

ゲンドゥ
「シイタケ」

シイタケ
「と、父さん……？」

ゲンドゥ
「よくやった」

シイタケ
「う、うん……！あの、父さ」

ゲンドゥ
「以上」ﾌﾟﾂｯ

シイタケ
「そんな……それだけ……？」


（通信）


ゲンドゥ
「シイタケ」

シイタケ
「あ、父さん！あ、あの」

ゲンドゥ
「使徒だ。いけ」ﾌﾟﾂｯ

シイタケ
「話きけよちくしょぉぉぉぉ！！
…………あ、すみません台本通りします

え……また……戦うの？」

















（司令室）





「レヴァンゲリオン出撃
使徒と遭遇まで82秒」

「意外に長い！」

「誤差は60秒以内！」

「もっと正確に計算できんのか！」

「業務内容にありません！」

「レヴァが使徒に接近！シイタケくんに
通信しましょう」









（レヴァ内部）

「シイタケくん、きこえるかい」

シイタケ
「はい、聞こえます」

「もうじきレヴァが使徒を捕捉する
心の準備はいいか」

シイタケ
「はい……いけます！」

「よし。モニター出します」





















シイタケ
「え…………と、父さん……」

ゲンドゥ
「なんだ」

シイタケ
「あれが……使徒ですか」

ゲンドゥ
「そうだ。敵だ」

シイタケ
「でも……あれは……
僕のレヴァよりカッコいいじゃ……
すみません、台本通りやります

あれは……レヴァじゃないか…………」










「シイタケくん！くるぞ！！」









使徒？
「グオオオオオ！」


「使徒、跳躍！レヴァ対応してません！」

ゲンドゥ
「どうしたシイタケ。戦え」

シイタケ
「無理だ、無理だよ……
だって僕のよりカッコ…………おふん
だってあれはレヴァじゃないか
僕らの仲間なんじゃないのか！」

ゲンドゥ
「あれは使徒だと言っている」

シイタケ
「無理だ、僕にはできないよ！！」


「司令！このままでは危険です！！！」

「解説の人も黙っちゃってますよ！」

ゲンドゥ
「こーぞー。アレはまだか」

こーぞー
「いや。……来た」




「使徒、再度跳躍！
レヴァにトドメを刺す気だ…………」

使徒？
「…………っ！？」

シイタケ
「……え」


「な、なんだ……？」

「し、使徒に槍のような物体が刺さりました！
なにがなんだかわかりません！」


ゲンドゥ
「きたか
レヴァンゲリオン・mark6」























？？？（一人言）
「はじめまして。五十里シイタケくん
今度こそ、君だけは…………」


























？？？
「就職…………すみません台本通りします

幸せにしてみせるよ…………」