レシアの冒険日誌

おっす、オレれしお！
まさかの連続投稿だぜ！





オレがどんな奴で、どんなことをしてて
どんな目標があるのかって話は前編で駆け足気味にしたよな！
そんで、今しがた、オレはぶったおした悪党から
ジョーカーの居場所を聞き出すことに成功したんだ！
ついに見つけた…お師匠の仇…！
今から乗り込んでくるぜ！展開の早さに置いてかれんなよ！














～ジョーカーのアジト～








ついに見つけたぜジョーカー！
オレがお前を捕まえる！

「ふ、ヒーローか
ここまでたどり着くとは、少しは楽しめそうだな
さぁ、かかってこい！」

いくぞ！食らえ、ヒーローパンチ〓！！

「安直なネーミングだ…」ｶﾝｯ、ﾊﾞｷｯ

ぐはっ！？ばかな…
弾かれた上に反撃まで……

「どうした？まだこんなものではないぞ」ｼｭｯ、ｼｬｯ、ｷﾞｭｵｯ

うっ、く、攻撃を受け流すので精一杯だ…
くそっ、一撃一撃が即死級の重さ…
まだ、こんなにも実力差が…！？

「ほら、隙ができたぞ！！」

！？しまっ




ﾄﾞｺﾞｯｯｯ











うぐっ……ｽﾀｯ
く、どうにか受け身は取れたけど…
マスクが壊れちまった……

「ん？その顔、見覚えがあるぞ
マスタージュレットといた子どもか？」

………

「くく、そうか、あのときの子どもか！！
せっかく見逃してやったのに愚かな！
師匠と同じ目にあいに来たのか」

師匠を…ばかにするな！！！！

「そうだな、確かに奴は今のお前より何倍も強かった」ﾄﾞｶｯ

うわああっ！！



う、ぐ、オレ…じゃ…勝てないのか……？

「その未熟さでここに来るとは
愚かさだけは師匠譲りだな」

なに………？

「くく、お前の師匠は強かった
本来なら私は負けていた…
お前をかばわなければな！！」

…あぁ、そうだ
師匠はオレをかばったから殺された
だけど、だからこそ師匠はヒーローだったんだ
そして、オレは師匠を死なせた責任を取らなきゃいけないんだ！！ｸﾞｵｵｵｯ

「ふん、叶わず死ね愚か者！！」ｽﾞﾊﾞｯ

ぐあぁぁぁあぁっ！！！ﾊﾞﾀｯ

(今の一撃…もしも受けていれば危なかったな
まぁ、もしもなど有りはしないのだが)

「ふふ、冥土の土産に教えてやろう
私は明日、ある計画を実行する」

けい…か……く？

「そうだ、数十年進め続けてきた
バブルスライムから抽出・濃縮した毒ガスを
全世界にばらまくのさ
この世界を一度リセットし、新たな世界で私は」



「死を司る王、冥王となる」


…させない
そんかことは絶対に…させない

「ほう、まだ立てたか
だがそんな体でなにが出来る？」












なんだって出来るさ…
ヒーローだからな…ﾋｭｵｵｵｵ

「…！なんだ、このパワーは…
く、あれを撃たせてはいかん！」


もう…遅いよ！！ｷﾞｭﾝｯ


「ぐ、速い！見極められない！」









冥土の土産に覚えとけジョーカー！
オレはヒーロー「レシアス」！！！
皆の明日を…守る者だ！！！









ﾄﾞｶﾞｶﾞｶﾞｶﾞｯ！！！！
「ぐ、ばかな、こんな未熟者に私が…！？
だが覚えておけヒーロー！
光あるところに影あり！悪は滅びぬ！
貴様が輝けば輝くほど、その影もまた濃くなっていくのだ！！
ぐ…ぬわあぁぁあああっ！！！！」





こうして、オレはジョーカーを倒した
だけど、ジョーカーの言う通り、光あるところに影もまたある
皆の明日を脅かす悪党は今日も世界のどこかに潜んでる


でも大丈夫！だって世界にはヒーローがいるから！





そう、オレはれしお！
アス学に通う至って普通の学生！











そして、皆の明日を守るヒーロー
「レシアス」だ