ドクターれっしーの診療所
はじまるよヽ(・∀・)ノ
「次の方、どうぞー」
『はい』
「…………わぁお」
『どうも』
「……バケツの妖精さんですか?」
『違うわ!!』
『私は、天知る!地知る!人ぞ知る!』
『汎用人型決戦兵器、エヴァンゲリオンです』
「精神科は隣です」
『いや、なんでですか!!』
「当診療所は頭の残念な方の治療は行っておりません」
『いや、正常ですよ!』
「その格好のどこを持って正常と言ってるんだ
ポイックリンちゃんに謝れ」
『いやいやいや!聞いてくださいよ!
疲れてるんです!いや、疲れたんです!』
「そうですね。あなた疲れてるんですよ
眠るといいです……永遠に」
『それ遠回しに死ねって言ってますよね!?
違うんですよ!そういう意味じゃなくて!
もう使○からリリスを守るなんて任務には疲れたんです!
でも世界の滅亡を防ぐ為にはやらなきゃいけないし…』
「電波の方でしたか。精神科は隣です」
『違うわ!!
てか今の長い話きいて思うのはそれだけか!!』
「変態の話を聞く趣味なぞない」
『変態じゃねえよ!!』
「それ、レヌール城にお化け退治しにいったら
お化けの親玉が<美味しいものをあげるからこっちにおいで>
って言うレベルで嘘くさいですよ」
『それ嘘じゃねえか!
しかもあれ、いいえを選んだら臆病なんて呼ばれるから
どうしてもハイと言うしかないんですよね!』
「便乗するな変態」
『だから違いますって!症状だけでも聞いてくださいよ!』
「紛れもなく、変態症候群です」
『あくまでも変態でとおす気か!?
いや、違いますよ
実はですね…………』
「………………」
『……………どうも風邪をひいたようで』
「お前もぉ帰れ」