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大魔王妖精

マユミ

[マユミ]

キャラID
: FM585-021
種 族
: 人間
性 別
: 女
職 業
: 踊り子
レベル
: 132

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マユミの冒険日誌

2022-01-31 18:34:19.0 テーマ:その他

ここは武器と防具の店だ2

部屋は屋敷と同じく武器と防具に溢れてた。
みなごろしのけんや着た者を鎧の騎士にしてしまう
と言うブラックメイルと前に見た物や鬼の様なお面等
見た事ない物も増えている。
「これをやっと手に入れたんだ!」
奥に丁重に飾られてる金色に輝く物をマユミに見せた。
「それはおうごんのつめ!?」
おうごんのつめは初代クマヤンとマユミがピラミッドで
地下への隠し階段を見つけ地下の奥の石棺で見つけた物だった。
「それ、ファラオの呪いで持ち出せないはずじゃ…」
おうごんのつめ持ち帰ろうとした途端におびただしい
魔物達が2人に引き寄せられ襲いかかった事が頭に
浮かぶ。地下は魔法が使えない様になっててリレミトも攻撃魔法も
回復魔法も使えず大ピンチを迎えた。
初代クマヤンがこれがおうごんのつめの呪いではと
気づき咄嗟におうごんのつめを石棺に戻すとおびただしい魔物達が
襲うのを止めて事なきを得た。
「あの呪いが手記の通り時限性だったお陰さ」
クマヤンはニヤリと笑う。ピラミッドから帰還した
2人は調査の結果それがファラオと言う王の呪いだと
調べ上げた。あの時、もし持ち帰れたとしてもファラオの強力な呪いで
ずっと魔物達を引き寄せると分かりおうごんのつめを手に入れる事を
断念していた。
ただ手記にはあの呪いが永遠にあのままとは考えにくい
数百年の長い年月が弱めるのではと考えを記していた。
「準備を十分にして挑戦したら魔物を引き寄せる呪い  
 がピラミッド内までしか行き届かないほど弱まって
 いたからそのまま持ち帰れたのさ」
「凄い…」
忘れていたが2人で悔しがってた事を鮮明に思い出すと
感嘆した。

誇らしげにおうごんのつめを持つクマヤンの顔の前まで
飛んで来きてもう我慢出来ないと言う顔で言う。
「それでわたしの武器は何処にあるの?」
「へぇっ?」
あまりにも唐突な話が出て変な声が出た。
「見せたいのってまさかおうごんのつめだけ!?
 わたしの武器は!」
「いやいや、そんな話知らないし!」
「えっ、うそっ…」
呪いの武器と防具の部屋に連れて来られてから
おかしいとは薄々思ってはいたが…。
「約束したじゃない!私のサイズに合う専用武器を
 あげるって」
「そんな話、知らないし手記にも書かれてないし」
「そんなー!!」
妖精サイズの武器はそうそう無い。プクリポサイズの
武器でも大きく重く持て無い。初代クマヤンはこの
約束の事は2人だけの秘密にしたかったのか手記には
書いていない。

結局、2代目も同じ約束をさせられる事になった。
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