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大魔王妖精

マユミ

[マユミ]

キャラID
: FM585-021
種 族
: 人間
性 別
: 女
職 業
: 踊り子
レベル
: 132

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マユミの冒険日誌

2022-02-18 21:09:22.0 テーマ:その他

かいりvsダースドラゴン 1

竜族が住む国、ナドラガンドへの道が開けて数ヶ月
冒険者達は闇の領域まで進んだ。
「闇の領域と言っても真っ暗じゃないのね」
先頭を歩く両脇に妖精を連れたかいりが言う。
「それよりあれ毒吹いてるわよ。ここ大丈夫?」
黒い羽根で飛ぶぱにゃにゃんが気味悪そうにその
植物らしき物を指差す。
「領域と言うより洞窟だなこれは」
マスターベストセットでかためたオーガクマヤンが
後ろで呟いた。闇の領域にかいり達が行くと聞いて
同行し闇の領域に始めて踏み入れた感想だった。
「そうだよね?」
かいりの脇を飛んでいたマユミがその言葉を聞き
後ろを振り向き聞いてくる。
「うん?」
マユミの思いがけない問いに戸惑うとクマヤンの
顔の前まで飛んで来て。
「ねえ、ここがドラゴンの洞窟だと思わない?」
目をキラキラさせて言う。
「あーそういえばそんな話したな…」
マユミとのあからさまな温度差のある反応だった。
以前にマユミが自分専用の武器を先代と約束した
と言う話からドラゴンの洞窟にエンジェルウィップ
と言う小さな妖精専用の武器があると書かれた本を
見せた事を思い出した。
「忘れてたの!?」
「いやぁ…すみません…」
そう言いながら頭を掻くナドラガンドの冒険ですっかりドラゴンの洞窟の事を忘れていた。
「もー竜の国って聞いてからずっとワクワクしてるん
 だよ」
そう言って頬を膨らます。
「今までの洞窟は違ったけど今回はそれっぽいと
 思ってるのに!」
そこまで思っていたとは思わず驚いた。
「確かに本に書かれてる感じはあるけど確証がな…」
クマヤンとしてもドラゴンの洞窟には興味がある
エンジェルウィップ以外にも強力な武器や防具を
ドラゴン達が隠し持ってると本には書かれてる。
それはマニアとしては是非とも欲しい。
「兎に角、注意してみるよ。珍しいドラゴンとか
 居たら何か分かるかも知れないし」
「うん、注意してみる」
「ちょっと、2人共置いていくよ」
2人が話が長引いてかいりから遅れてしまって
ぱにゃにゃんが注意する。
「すまない!」
「かいり待ってよ!」
2人は慌て掛ける。
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