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大魔王妖精

マユミ

[マユミ]

キャラID
: FM585-021
種 族
: 人間
性 別
: 女
職 業
: 踊り子
レベル
: 132

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マユミの冒険日誌

2022-06-14 07:26:27.0 テーマ:その他

転生伝説 2

グレン城の東の荒野はレイダメテスが落ちて大分経ち
爆弾岩等のモンスターは減りスライムの様な弱いが
繁殖力のあるモンスターが多くなってきている。
「よろいの騎士の転生体が出たらしい」
エルフたちが避難していた所によろいの騎士が現わる様になった
「そこに変わった形をしたよろいの騎士らしきものを見かけるそうだ」
「それ本当に転生体なの?またあれとかじゃないよね?」
2度も闇に関わると流石にマユミもそう考える。
「いや、そいつは白くマントも付けてるらしいんだ」
「白ねぇ…」
「闇が纏わり付いていたら黒だろ?」
「そうだけど…うーん…大丈夫かな…」
マユミの不安を他所にどんどん進むクマヤンが
「おーい!行くぞ!」
変わったよろいの騎士なら珍しい武器を持ってるかも
考えると武器マニアとして闇の事が二の次になる
クマヤンの悪い癖が出てしまった。
「こうなるとどうしようも無いか…待ってよ!」
やれやれとマユミは諦めて追いかけた。

エルフ達が避難していた所は完全に引き払い集落の
痕跡はほぼなくモンスターしか居ない荒野になっていた。
「誰も居ないね」
「いいや、あそこに少しだが人が居る」
きせきの香水を振りかけながら言った。転生モンスター
かもしれないと言われているので試しに付けた。
「転生モンスターなら称号とか貰えるからそれ狙いだな」
「クマヤンと同じ武器マニアじゃ無いんだ」
「恐らく称号やモンスター図鑑コンプリートが目当てだろうから同類さ」
「色んな人が居るんだねー」
少しあきれ気味に言うマユミに
「さて、俺たちも行くぞ!」
とクマヤンは冒険者が居る所へ駆け出す。

座るのに適当な岩に腰掛けスキットルに口を付け空を見上げる。
「星が綺麗だな」
荒野は空気がすんでるのか星が沢山見える。
変わったよろいの騎士のを探しているうちに香水が
切れ気づけば夜になり小休憩をとっていた。
「出なかったね」
「あぁ…転生モンスターじゃ無いのかもな」
ケサランパサランの様なレアモンスターなのかと考える。そんなことを夜空を
見ながらボッーと考えていると違和感がでてくる。
「うん?星が消えた?」
数え切れない星が見えなくなり澱んだ暗い空になっていた。
「星?ほんとだ無いね」
「嫌な予感がする」
一抹の不安を2人が予感していたその時。
「転生モンスターが出た!!」
遠くから冒険者と思われる男の声が届いた。
「行ってみよう」
「うん」
2人は声が聞こえた方に向った。
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