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大魔王妖精

マユミ

[マユミ]

キャラID
: FM585-021
種 族
: 人間
性 別
: 女
職 業
: 戦士
レベル
: 130

ライブカメラ画像

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マユミの冒険日誌

2022-07-15 08:01:28.0 テーマ:その他

魔鏡伝説 6

「あれ…ここは…」
気が付くと地下室に戻っていた。
「目が覚めたか!」
目覚めたマユミを見てクマヤンが喜んでる。
「戻って来たんだ…って、何でびしょびしょなの!?」
箱が置いてあった台座に箱を使った簡易ベッドが作られそこに寝かされていたが髪も服も全身濡れていた。
「ああ、力を使っていたみたいだから魔力を尽きない様に 賢者の聖水を掛け
続けてたからな」
いい事しただろうという会心の笑顔でクマヤンは笑った。
「かけ過ぎ!寒いよ!へくちゅん」
マユミのくしゃみが地下に響いた。

「つまり、そいつのネガティブな気持ちが闇となりアストルティアまで
 漏れでたと言う事か?」
マユミの話を聞いて起きた出来事をまとめた。
「まあ、そいうことかな」
濡れた服を着替えて金魚が描かれている浴衣を着ている。
マユミはクマヤンに、少し曖昧に答えたのはぱにゃにゃんの事を隠して
おきたかったからだ。
「物に纏わりついてたのはエルトナ大陸に伝わる付喪神みたいな事なのか…」
長い年月を経た道具には霊魂が宿ると言われている。
闇が付いていたのは全てかなり古い物で、もしかしたら闇の様なものを
引き寄せる何があるのかもとクマヤンは考えた。
「しかし、話し合いでそれを納めたって本当に大丈夫なのか?」
今まで起きた事を思い出すと闇は恐ろしい力を持っていた。その元凶らしき者に話し合いでと言う事に不安を隠せなかった。
「大丈夫!当分は…」
「当分?」
「完全に消し切れ無かったからね…でも、もう起きることはないよ」
妖精界と人間界での時の流れが違うクマヤンが生きている間は同じ事は無いと
践んでいた。
(でも、なるべく早く会いに行かないと…)
約束を果たしたいのと消しされ切れなかった闇に不安を覚えているからだ。
(まだ胸に闇を感じた…凍てつく様な冷たい漆黒の闇が…)
そこではっとなった。
「そうか…私の世界の真冬の夜だ…」
それに気付くと再び心の中で誓った。
(絶対、会いに行くからね!ぱにゃ!)
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