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大魔王妖精

マユミ

[マユミ]

キャラID
: FM585-021
種 族
: 人間
性 別
: 女
職 業
: 踊り子
レベル
: 132

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マユミの冒険日誌

2022-10-08 07:11:32.0 テーマ:その他

六叉の呪刀と狂神 5

『ギャー!』
2人の攻撃に堪らず悲鳴を上げた。
「決まった!」
「ぷき!」
顔を合わせ喜ぶ2人に痛みと怒りで体を震わせるボォドイース。
『許さぬぞお前たち!神の力を見よ!』
ボォドイースが両手を上げると、地面が闇に染まり広がる。
「魔蝕か!」
魔蝕と思われる闇はクマヤンの手前で止まり闇の範囲内にいるかいりと
ぷきを心配してると。
『ハハハハハハ!芽生!育め!成熟せよ!』
ボォドイースの叫びに広がった闇から黒い稲のようなものが無数に生えた。
「なによ、これ!」
「ぷきっ」
黒い稲のようなものはぷきより高くかいりの腰の上まで伸びた。
「何だか分からないけど邪魔よ!」
そう言うとかいりは剣で薙ぎ払う。
「やめるんだ!」
ボォドイースがかいりの行動にニヤニヤしてる事に気づきクマヤンは
制止したが。
「えっ?」
すでに黒い稲のようなものが切られ、切られたものは黒い粘着物となり
かいりとぷきに付着した。
「きゃ!」
「ぷき!」
悲鳴が上がったと思うと2人は静かになり動きが止まった。
「あの黒いのは魔蝕なのか…ぱにゃさん、2人にエンドオブシーンを!
あいつは引きつけておく」
「分かった」
ぱにゃにゃんに指示さながら、ボォドイースの視線に入る様に動いた。
「おかしいよ!あんな攻撃見たことない!」
クマヤン元に残ったマユミが以前との違うことをながら言った。
「ああ、あれはボォドイースじゃない。本人の言う通りなんだろうな」
「えっ?」
「おい!どうした!そんなのでは俺は倒せないぞ!」
マユミに説明をせずにクマヤンは挑発を始めた。
『愚か者め!』
余裕の笑みを浮かべるとボォドイースらしき者は、神速メラガイアーを
クマヤンの前の黒い稲の一帯に落す。その衝撃で飛んだ黒い稲は、
魔蝕になりクマヤンに向かって落ちた。
「うわっ!そんな手が残ってたのか」
クイックアーツのお陰で何とか避けたクマヤンに。
『ハハハハハハ!』
次々と神速メラガイアー魔蝕を飛ばし続けてる。
『ハハハハ!増えよ蝕め!この地を豊穣の地に!』
ボォドイースらしき者は広がった魔蝕から、新しい黒い稲が生えだす光景を
見てクマヤンへの攻撃を忘れて狂乱していた。
「………今のうちに皆と合流しよう。あれの話をしないと」


かいりたちと無事合流し、少し離れた岩陰でクマヤンは話始めた。
「手にしてる物を見て引っかかってたが、あの黒い稲を見て確信した」
そこまで言うと一息つきみんなを見て話を続けた。
「何故そうなったかまでは分からないが、あれはボォドイースの体に
降りた神だ」
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