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大魔王妖精

マユミ

[マユミ]

キャラID
: FM585-021
種 族
: 人間
性 別
: 女
職 業
: 戦士
レベル
: 130

ライブカメラ画像

2D動画 静止画
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マユミの冒険日誌

2022-10-18 07:44:43.0 テーマ:その他

六叉の呪刀と狂神 8

光の中心になったかいりには、背にぱにゃにゃんの様な羽が生え、
臀部からぱにゃにゃんの様な尻尾が生え、頭にぱにゃにゃんと同じ角が生えた。
『な、なによこれ!』
光が収まり黒い稲の上を、ホバリングしているかいりにマユミが近づく。
「今回も大成功!」
手にした剣を振りながら喜んだ。
「これってあの時と同じ…」
自分の姿を見ながらかいりは呟く。
「そう!その力でドカンとやっちゃって!」
「良いわね!」
マユミの言葉を受けて羽をはばたかせ、標的の姿がぎりぎり見える
所まで飛んだ。
『ちょっと、私はどうしたら良いの!』
かいりの体からぱにゃにゃんの叫びが聞こえた。
「ぱにゃは、魔力を放出する感じでいて」
かいりと隣でマユミはぱにゃにゃんに答えた。
『そんないい加減な〜』


「ぷき!!」
その様子を見ていぷきは、海底離宮での事を思い出しクマヤンに向かって
走り出した。
「ぷき!!ぷき!!!」
未だ呆然と立っている、クマヤンの手を取り引っ張る。
「あっ!?えっ?走るのか?」
手を取り慌てているぷきの行動で、我に返ったクマヤンはその言葉は
分からないが、ぷきの焦りを見て走り出した。

かいりがオートクレールの柄に両足乗せ、そのまま神に向かい高速で
落ちていく。
『な、何だあれは!?』
その姿を見て神はたじろいた。
「う~~~〜~~~~~〜~~~~〜~~~~〜っ!!!!!」
落下しながら力を、貯めるかいりと隣でマネをするマユミ。
「どっかーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーんんんんっ!!!!!!!!」
神の目前にオートクレールの剣先が当たる寸前に爆発が起きた。
「うっわ!」
「ぷきーー!」
その威力はビッグバンを超え、超ビッグバンとなり魔蝕に侵食された所をも
越え、爆風は逃げる2人を吹き飛ばした。

爆発が収まると、地面に刺さったオートクレールと、その上に立つ
かいりがいた。
「勝った!」
かいりの隣に居た。マユミが喜ぶなかオートクレールから降りた。
「わっ!」
着地したと同時に、かいりとぱにゃにゃんに分かれかいりは元の姿に戻り、
ぱにゃにゃんは驚きの声を挙げた。
「ぷっきぃ!!!」
爆発が収まりクマヤンとぷきがかけ寄ってきた。
「とんでもない威力だな…魔蝕やボォドイースの体だけじゃなく祠の残骸も
消し去ってる…」
周囲を見渡し、超ビッグバンの威力に改めてクマヤンは驚愕した。
「しかしなぁ…」
ボォドイースはレイダメテス進行の中で、アストルティアの人々を苦しめた
ので哀れむ気は無いが。豊穣の神として祀られた者の最後には思う所も
あった。
「俺程度の奴が思う事では無いけどな…」
真っ二つに折れた斬鉄丸を見ながら呟いた。
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