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大魔王妖精

マユミ

[マユミ]

キャラID
: FM585-021
種 族
: 人間
性 別
: 女
職 業
: 踊り子
レベル
: 132

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マユミの冒険日誌

2022-11-02 08:41:04.0 2022-11-02 11:19:40.0テーマ:その他

斬無刀VS氷魔剣

ナドラガンドの氷の領界にある、とこしえの氷原には無数のクレバスが
あるが、その1つのクレバス底に氷漬けされれた剣を見かけたという噂は、
武器マニアのクマヤンの耳にもすぐ入った。

「話ではこのクレバスらしい」
クライミング用のロープを固定し中に入る準備をクマヤンは言う。
「うわー深そう…」
そう言ってクレバスを覗いてたマユミに氷の領界特有の冷たい風が当たる。
「さむーい!」
耐えきれず慌ててクマヤンが防寒に着ていた。ピカレスクコートのファーの
中に入った。
「クレバスに降りるからしっかり掴まっていろよ」
「分かった」
ファーから顔も出さすマユミは返事した。

ロープを使ってクレバスの底まで降りると遠くから人の声らしきものが
聞こえた。
「降りてる時から何か聞いてる気がしたが先客か」
そう考え声の方へ向かった。
「仕掛けはこれで良しっと」
暫く裂け目を進むと、ギンガムマフラーを巻いた男が氷壁に何かしていた。
「あれは」
その姿を見て何度か冒険をして、酒場にも来たあの男だとすぐに気付いた。
「マージンだ!」
いつの間にかファーから出た。マユミが顔見知りのマージンと気付き飛んで
行った。
「ん?おー久しぶりだな」
「久しぶりだね。何してるの?」
「ここにいるのはアレしか無いだろ」
2人が顔を見合わせ挨拶している所へクマヤンが入って来る。
「やっぱり来たか」
マージンは笑いながらクマヤンを見た。
「本当に剣が氷漬けされているな…」
マージンの後ろの氷壁に埋まっている剣を見てクマヤンは驚きを隠せずにいた。
「そうか!剣を見に来たんだ」
剣を見ながらマユミはクマヤンのいった事を理解した。
「ちょっと違うな。俺は試しに来たんだよ」
氷壁に付けられている無数の爆弾を指した。
「なるほど氷壁破壊か」
剣を取り出そうと、様々な冒険者が挑戦している噂は聞いたが、その挑戦者が
知り合いとは思っても居なかった。
「そう言う訳だ、悪いが先にやらせて貰うぜ」
「ああ、見に来ただけだから見学させて貰うよ」
爆発の威力を考えて、クマヤンはマユミと共にかなりの距離まで下った。
「良いの?」
マユミが耳元で聞いた。
「どうするかは見てから考えるつもりだったから言った通り見学するさ」
入り組んたクレバスの壁に隠れて言った。

「始めますか!」
高らかに宣言すると背負っていたバレットハンマーを手に取ると
アースクラッシュの動作に入った。
「行きまーす!」
叫び、バレットハンマーを氷壁に叩き付ける。すると、ハンマーのバレットが
過熱し氷壁に高振動を与える。その振動が設置したギガボンバーを一斉に
爆発させた。
ドゴゴゴゴゴゴゴオオオオオオオン!!!!!!!!!
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