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大魔王妖精

マユミ

[マユミ]

キャラID
: FM585-021
種 族
: 人間
性 別
: 女
職 業
: 占い師
レベル
: 130

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マユミの冒険日誌

2022-11-15 07:47:57.0 テーマ:その他

斬無刀VS氷魔剣 6

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!!!!
『驚いてる場合じゃないよ!これで望んだ力が使える様になったんだから
始めよう!』
マユミがマージンの体から言うと、マージンの背中の羽が動きマージンの
体が浮いた。
「わっわっわっ!お、おい、始めるって何すればいいんだ!」
突然、浮いてバランスがとれず戸惑いながらマユミに聞いた。
『飛ぶのと力の制御は私がするから、マージンは落ちてくる氷壁に爆弾を
投げて!』
「何だそれだけで良いのか任せろ!」
体勢が整うとマージンの思う通りに飛べるようになり崩れる氷壁に向かった。
「それそれ、出血大サービスだ!」
メガボンバー、ギガボンバー、ネバネバ爆弾も投げた。
ドゴゴゴゴゴゴオオオン!!!!!
ドゴゴゴゴゴゴオオオオオン!!!!!!!
ドゴーン!!
爆発が起き始めたが煙は出ず、爆発した空間に穴らしきものが生まれ、
砕けた氷塊と煙が吸い込まれ穴も消えた。
「おおおお!少し物足りないが凄いな!」
マージンは興奮しながら、崩れ落ちる氷塊に向かって爆弾を投げ続けた。
「凄いな…」
「ガッハッハッハ!愉快、愉快!」
クマヤンは呆然とガイティスは楽しげに見ていた。
「調子出てきたぞ!それそれ!」
『ちょっと!そんなに投げないでよ!間に合わないー!』
ドゴゴゴゴゴオオオン!!!!
ドゴゴゴゴゴオオオオオン!!!!!!
ドゴーーーーーン!!
爆音は続いた。


「何とか地上に出られた…」
クレバスの中で生き埋めはマージンとマユミの活躍で回避され、
次元爆弾を利用して地上に全員が出た。
「おっ!」
地上に出た途端に、マージンは光だしマユミが出てきてマージンは元の姿に
戻った。
「煙たくて大変だった…」
「そうか?」
マージンは自分の体を嗅ぐが感じ無かった。
「それでは、これにて失礼するでござる」
ガイティスは剣を背負うと歩き始めた。
「行くのか?」
「故郷に一度戻って旅支度をしたいでござるからな」
クマヤンに楽しげに答えた。
「アストルティアに面白い者が居ると分かったでござるしな」
最後に豪快な笑いを残しガイティスは帰路に付いた。
「何だったんだあいつは…」
「ねー」
マージンとマユミがガイティスの背を見送りながら言うと。
「結局、遊ばれてたな…」
クマヤンはぼそっと呟いた。
「あんな戦いをして遊ばれたのか?」
「最後に出した技の時に一瞬だけ本気を出してたが………」
ヒューーー!
クマヤンの言葉を遮る氷の領界特有の冷酷な吹雪が吹いた。
「さむーーい!!」
「うぅぅ、本当に寒いな…こういう時は強い酒を飲むのが1番だ。
悪い考えも忘れてな」
マージンはクマヤンの肩を叩き言った。
「そうかな…」
「そうさ、マスターの奢りでな」
「……酒は飲めないが奢るよ」
吹雪で姿が見えなくなっているガイティスが向かった方を見続けながら
クマヤンは答えた。
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