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大魔王妖精

マユミ

[マユミ]

キャラID
: FM585-021
種 族
: 人間
性 別
: 女
職 業
: 戦士
レベル
: 130

ライブカメラ画像

2D動画 静止画
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マユミの冒険日誌

2023-04-13 18:11:17.0 テーマ:その他

奪われたマナを求めて 5

破邪船からクマヤンとマユミが、花畑になった砂漠に降りた。
「行くぞ!」
「うん!」
クマヤンのかけ声で、真上を飛んでいたマユミは、目を閉じ魔力を高めると
サークレットの宝石が輝き、クマヤンが両手で上段に構えていた斬無刀も
輝いた。
「えええい!」
かけ声と共に、豪快に振り下ろすと肉塊は真っ二つに斬られ、先には空間の
歪みが生まれた。
「ちょっと!やり過ぎだよ!あれ?」
マユミはクマヤンに、抗議したが斬無刀を放り捨て駆け出していた。
「どうしたんだ?」
「可笑しいよ」
破邪船で待機していた、エルジュたちがクマヤンの行動に驚いてると。
「あれクマヤンじゃなーい!!!!」
その小さな体から、出したとは思えない大声でエルジュたちに叫んだ。

クマヤンは両断された、肉塊の間を懸命に走ってるが。このクマヤンは
飛空艇で倒した、モンスターに体を乗っ取られていた。飛空艇で斬られた
瞬間に自分の一部を、クマヤンの中に入り込ませていた。
「体が無ければ…」
足場が酷く走らづらい事に焦っていた。マナの剣が暴走した状態では
肉体が無い、ままとるのは危険と判断して、クマヤンの体を乗っ取った
ことが仇になっていた。
「もう回復し始めたか」
周りが動きだし狭リ始めていた。動き辛いのは足場だけで無く、
まだ完全に、体を乗っ取れていなかった事もあった。
「剣を手に入れればあの歪みに行けば還れる…」
そう言って自分を鼓舞した。乗っ取っとる時は、その者の魂を喰らい
糧としている。しかし、強い精神を持つ者は、抵抗され完全に乗っ取れるのに
時間がかかる。それはクマヤンも同様だった。
「あれだ!」
目の前に肉壁に、刺さったマナの剣を見つけ叫んだが。その時、背後から
とてつもない衝撃が走った。
「悪い!」
マユミの言葉を信じて、エルジュは破邪船を高速で飛ばしクマヤンに
ぶつけた。
「ぐっは!」
クマヤンはその場で倒れた。
「ガウ!」
「あそこに剣が!」
ガルムがマナの剣を見つけ、レオナルドがエルジュに場所を指した。
「ああ!」
そのまま破邪船を、剣の元に向かわせ、エルジュは船から体を乗り出し出し
剣を取る準備をした。
「あれか!」
「気をつけて!」
エルジュはギリギリまで、体を出しレオナルドはエルジュの体を支え、
ガルムもエルジュのコートを懸命に引張った。
「そこだ!」
肉塊の再生が早いため、破邪船を止めずに剣の柄に手を伸ばすと、吸い付く
様にエルジュの手に収まり、握ると破邪船の勢いのせいかするりと、
マナの剣は抜けた。
「抜けたぞー!!」
エルジュは、叫びながら抜けたマナの剣を両手で掲げた。マナの剣が
抜けると、砂漠に突如、咲いた花々は萎れ枯れた。巨大な肉塊も、
あっという間に縮小し、てっきゅうまじんと思われるミイラだけになった。
『おのれ!許さん!許さんぞーーーーーー!!』
地の底から響く様な、絶叫と共に倒れているクマヤンの体から、ドス黒い
靄が抜け出し、破邪船の前に立ち塞がると、船首の方のドス黒い靄から
飛空艇で戦ったモンスターの顔が現れた。
『剣ごと我が世界に引きずりこんでやる!』
そう言うと、ドス黒い靄に戻り破邪船を包み、次元斬で現れた歪みに
向かって高速で動きだした。
「破邪船が言う事をきかない!」
エルジュが懸命に、破邪船を操作しようとするが、破邪船は歪み向かって行く。
「「うわわわ!」」
エルジュ達は、抵抗する間もなく歪みの中に入って行った。

「みんなー!!」
マユミが斬無刀を、引きずりながらクマヤンの元まで、運びついた時に
破邪船が、歪みの中に消えて行く光景を見て叫んだ。
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