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大魔王妖精

マユミ

[マユミ]

キャラID
: FM585-021
種 族
: 人間
性 別
: 女
職 業
: 踊り子
レベル
: 132

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マユミの冒険日誌

2024-05-18 08:29:53.0 テーマ:その他

魔女と雷帝 3

「ほんとに綺麗だー」
「全く魔瘴が無いのは良いわね」
マユミが魔瘴の無い、宮中を飛びながら言う事にぱにゃにゃんも飛びながら
同意した。
「ここが雷帝の城かー」
「そうらしいですわね」
旅の扉から出てきた、ウサみんとねるが見回しながら会話している想定外の
状況に呆然としたクマヤンだが、気を取り直して辺りを調べ、魔瘴が無いのを
確認すると戻り皆を呼んだ。
(今度は何も聞こえなかったな)
「どうした?」
初めに入った時の違和感を、考えてるとリンドウが声を掛けた。
「いや、何でもない」
咄嗟に言葉がでたが。
(気のせいだろ)
と考えるのを止めた。
「それじゃ探検に行くわよ!」
先に入ったかいりが声を上げて進み始めた。
「あっ、まだその先は調べてないんだ!慎重に行ってくれ!」
かいりを制止しようとクマヤン駆け出した。

城内を探索し始めて、数時間経ったときだった。
かいりとマユミが両腕を上げながら。
「何にもなーい!」
城の中はかいりが叫んぶ程に何も無かった。
「何とか男爵と所と同じだね…」
「やはり、男爵の所と同じで魔瘴が篭っていたか」
ぱにゃにゃんの言葉に、クマヤンが自分の考えを言った。
「じゃあ、この先も何も無いの?」
それを聞いたかいりがクマヤンに詰め寄ると。
「いや…何かはあるな」
そう答えたのはリンドウだった。
「この先に感じるのさ…あまり良いものではない何がね」
それは、リンドウなりの忠告だった。
「この先ね、行くわよ!」
リンドウの話を聞いてかいりは駆け出した。
(やっぱりね)
かいりならそう言うと、思い敢えて強くは言わなかった。
「本当に危なくなったら俺が止めるさ。まだ、消失した魔瘴の事もあるしな」
そうリンドウに言葉を掛けてクマヤンは先に進んだ。
「そうだったな」
魔瘴の事をリンドウは忘れては居なかった。かいりと対象的な、クマヤンの
様な冒険者もいる事への返事だった。
「おししょー!凄いドアがあるよー!」
かいりたちと共に先を、進んでいたウサみんがリンドウに大声で報告した。
「ああ!今、行く!」
リンドウは叫び返した。

「この先は王の間でしょうか?」
豪華な彫刻が彫られた、巨大な両開き扉の前で揃った所でねるが誰となく
聞くと。
「王かは分からないけど、この先にラスボスが居そうな感じはあるわね」
ぱにゃにゃんが答えた。
「ラスボスか、確にこの先にそんな感じの気配があるな」
リンドウが言っていた、あまり良くない物の感じが扉の前まで来てクマヤンは
強く感じられた。
「ラスボス戦なんて、最高のシチュじゃない!行くわよ!」
クマヤンが感じていた、圧力も介せずかいりは勢い良く巨大な両開き扉のを
開けた途端に、紫色のモヤが部屋から流れて来た。
「魔瘴はこの部屋に溜まっていたか」
クマヤンは警戒してると。
『グゴゴゴゴ……』
唸りが聞こえた。
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