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わがまま堕天使

ケイ

[ケイ]

キャラID
: BE973-765
種 族
: 人間
性 別
: 女
職 業
: 僧侶
レベル
: 130

ライブカメラ画像

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ケイの冒険日誌

2022-09-02 01:29:26.0 テーマ:その他

クマのクーさんの話【第2話】

そうすると友達が、「おい!クマのクーさん大丈夫か?」と声をかけてきたので

その男性は泳ぎながら「大丈夫!大丈夫!」と答え、「ゆっくり泳いでおいで」

と声を友達がかけました。

そして人工の島についたら友達に腕を引っ張って上げてもらい。そこで腰を

降ろして休んでいたそうです。

他の友達は十分休んだので、「お前はクマのクーさんとゆっくり休んでから

ゆっくり来たらいいからね」と言われて友達はまた陸に向かって泳ぎ始めまし

た。


その男性はクマのクーさんを抱っこしたままその人工の島で波に揺られながら

しばらく休んでいました。波に揺られながらその男性はふと、こんなことを

思ったそうです。

「いつまでも一緒にいるわけにはいかないだろうな。大人になるまでにはこの

クマのクーさんとは別れなくてはいけないだろうな・・クマのクーさんとの

別れってどんなのかな?」といろんな事を思ったそうです。

「でも今そんなことを考えても仕方ない」と思い、クマのクーさんを抱っこ

したまま、人工の島から降り、海に入りました。

そして片手に抱っこし、もう片手で泳ぎ始めました。


ず~と泳いでいくと、その男性の右足首に、ペタン、ペタンと何かが当たる

ようになりました。海のそばで育った人間には教えられることに、「だいたい

足に何かが当たるということは海藻が多い。海藻が足に当たるようになれば

その場で立ち泳ぎしなさい。下手に動くと海藻が足に絡まって水難事故が

起きてしまう」ということを思い出し、その男性はそこで立ち泳ぎを

始めました。

すると陸にいる友達が「おい!大丈夫か?」と声をかけてくれました。

「大丈夫!大丈夫!今足に、海藻が当たってるから!」と答えた男性。

するとペタン、ペタンと当たっていたのが激しくなってきました。

「おかしいな・・いつもならそろそろ流れてもおかしくないのにな」

と思い、ぱっと下を見ると見知らぬ、真っ青な人間の形をした誰かが、

右足をペタン、ペタンと叩いているのがわかりました。

「え?この人だれ?」

と思った瞬間、ペタン、ペタンと叩いていた手が、ぎゅっとその男性の右足を

持って海の中に引きずりこんでしまいました。

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