…今私はこの場所にいる。
「ようこそ、冒険者の酒場へ。ここは旅人達が仲間を求めて集う出会いと別れの酒場よ。どんなご用かしら?」
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ざわざわ…「…ニラス討伐!魔法使い募集!」「盗賊募集!小さなこうらを集めに…」ざわざわ…
騒々しいくらいの声を張り上げる人達をすり抜けカウンターに近づく
「こんにちは、今日はどんなご用かしら?」
『いつもお世話になっています。仲間を探しているのですが』
「分かったわ、どんな冒険者を探しているの?」
ここは冒険者の酒場。様々な冒険者が危険な旅路を共にする仲間を求めて集う場所。
『そうですね…バトルマスター2人と僧侶1人を。グール討伐をするのでその適性なLvの方をお願いします』
「バトルマスター2人と僧侶1人ね。グールということは適性は60前後かしら?少し待っててくれる?」
マスターが冒険者の登録簿を見ている最中話し声が聞こえてくる
「なぁ、聞いたか?あの話」
「あぁ災厄の王が復活したとかなんとかの話か?」
「そうそう、どうなっちまうんだろなぁ…」
「さてな…オレらみたいな一般的な冒険者には関係ない話さ。」
「そりゃーそうだけどよー…」
なにやら不穏な話に耳を傾けていたらマスターに呼ばれる
「お待たせ!今日はこんな人達が登録されてるけどどうかしら?」
渡された資料を見て問題ないことを確認する
『…ふむ、大丈夫そうですね。ではこの方達をお願いします』
「分かったわ、連れてくるからもう少し待ってて」
そして彼女が連れてきた仲間と軽い挨拶を交わす
「ちゃおっす!」「よろぉん」「おいすー」
『よろしく!早速だけど今回の旅の目的はグール討伐。報酬は……』
仲間達に目的と報酬の確認をしてから目的地ゴブル砂漠へと旅立つ…
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『…シッ!!』ザシュ!
「グギヤッ!」ドサッ
放った斬撃がグールの身体を切りとばす!!
「オオー、やるねー」
『まだまだ!』
仲間の軽い感嘆の声に返事をしながら次なるグールに切りかかる!
『…ッフ!ハッ!デイッ!!』ザシュ!ザシュ!ザン!!
「ギャッ」ドサッ
愛剣はやぶさの剣とオニキスの魔剣での連続攻撃!
「負けてられないなぁ!うりゃあぁあ!!」ドズッ!ッドズ!
気迫溢れる声を上げながら両手に持ったハンマーを振るう!!
「ギギャッ!」ドサッ
『さすが!やるねぇ!』
「うにw」
小さな身体で振るうハンマーの威力に驚きつつ彼女に言葉をかける
「さて、お仕事お仕事っと!…………癒やしの光!ベホマラー!」
僧侶の頭上に輝く光が傷ついた身体を癒していく!
『っ!助かります!』
「ヘヘッ!惚れてもいいんだよ?」
感謝の言葉を言うと軽薄な言葉が返ってくる
『まったく…!』
その態度に呆れつつグール討伐を進めていく…
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某太刀魚さんの小説風な日誌を見て触発されて今日の日替わり討伐のグール退治を小説風にしてみた!
うーん…
自分の文才の無さに絶望したぁぁあぁああああっ!!!