こんにちは、エスターです。
初期村に行っては初心者さんのお手伝いをする事が多いエスターなのですが、力になれなかった事も時折あるのです。初心者さんという事もあり、チャットのやり方も分からない冒険者さん…特に体験版の方との意思疎通は非常に困難なのです。
「お手伝いしますよ!」
そう言うエスターに、「よろしくお願いします」と定型文で返事をする初心者の冒険者。仲間に誘ってもらい、次はどこに向かうのか確認するために仲間チャットの方法を伝える。しかしやり方が分からなかったのだろうか、急にパーティーを解散されて無言で去っていく初心者さん…。
うまく説明できなかったのだろうか。
ちょっぴり寂しい気持ちのエスターです。
少し落ち込んだエスターはリフレッシュの為にアズランに立ち寄りました。
この温泉にはリホイミウムという体に良い成分が含まれていると他の客が話していました。
温泉に浸かると心も体も癒やされていくようです。
「…いい湯だ!」
元気を取り戻したエスターは温泉で泳いだり(他の客の迷惑になるのでマネしないようにしましょう)、鏡の前で変顔をして遊び始めました。もういつものエスターです。
アズランを後にしたエスターはグレンへ飛び、辻ホイミをしながら暇を持て余していました。暇なら金策かレベル上げを…というのが他の冒険者さんには選択肢としてあるのでしょうが、エスターにはそんな事をする根気はありません。
何をしようかと所持品を確認していると、袋の中から『虹のしずく』を発見します。そういえば先日、迷宮でローラ姫から頂いたのだが袋に入れたままになっていたのだ。エスターは決意します。
「竜王を倒しにいこう!」
途中、アストルティアの半分をやろうと誘惑されましたが、そんなものはいりません。エスターが今欲しいのはマイタウンです。アストルティアの半分をもらっても家具・庭具の上限に引っ掛かってしまい、殆どの街は更地になってしまうでしょう。
竜王を打ち倒した勇者エスター。
あの勇者のようにローラ姫を抱きかかえてお城へお送りしたかった。
「お姫様だっこをする」と「お姫様だっこをされる」のしぐさの実装を切望するエスターだった…。
To Be Continued