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福の女神

ベホイミ

[ベホイミ]

キャラID
: NR089-115
種 族
: エルフ
性 別
: 女
職 業
: バトルマスター
レベル
: 118

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ベホイミの冒険日誌

2013-07-10 13:09:25.0 2014-12-07 10:40:41.0テーマ:ハウジング

福の女神の称号を得た!

福引の聖地グレン城下町・・・・。


コツコツ貯めた福引券100枚を使うも、増えるのは小ビンばかりだった。。。


宿屋に響く溜息、皆が無言で立ち去る中ベホイミは一人ベンチで泣いていた。

ゴールドストーン、メダル王のコイン、チェスピース、・・・。

5等以上がたくさん出る福引はもう今のグレンにはなかった。


「もう福引券もお金もないよ(´;ω;`)」ベホイミは悔し涙を流し続けた。


どれくらい経ったろうか、ベホイミははっと目覚めた( ゜o゜!)

どうやら泣き疲れて眠ってしまったようだ、冷たいベンチの感覚が現実に引き戻した。


「さっ、帰ってあみごて100本打たなきゃね」ベホイミは苦笑しながら呟いた。


帰ろうとバッグを手にしたとき、ベホイミはふと気づいた。


「あれ・・・?福引券1枚残ってる・・・?」


不思議そうに福引券を見ていると、ビョルン(宿屋のお兄さん)はそっと福引券を受け取り、福引きを回し始めた・・・・。


カランカラン・・・・・ポトッ。


現れたのは黄金の玉だった。


ビョルン「おめでとうお嬢ちゃん。特賞のスライムハウスだ( ^ー'´)」

「!!!!!」

「う、うそ?」

「や、、、。」

「や、やったーーーー。゚(゚´Д`゚)゜!!」


 

 


ベホイミは歓喜した!

これを売れば、大金が手に入るからだ。

「もうイーソー狩りも、あみごて100連打もしなくていいんだ(;´Д⊂)」

「強い装備買って、悪霊の神々とも戦うんだ(;´Д⊂)」

ひたすら喜ぶベホイミの背中に、聞き覚えのある声が聞こえてきた





「なにはしゃいじゃってるのかしらぁ?早く行くわよぉ〜。」

声の方に振り返ったベホイミは目を疑った。

「ア、、、アルウェ王妃?」


「何をしてるのだベホイミ!早くセキュリティトークンを導入するのだ!」

「ズ・・・ズーボーはん!?生きていたの!?」


「何だベホイミ、勝手に我等を殺すでないぞ」

「ネ、ネルゲルさんまで!」







暫時、唖然としていたベホイミだったが、全てを理解した時、もはや彼女の心には雲ひとつ無かった。


「また、みんなと遊べるんだ!」「もう金策オンラインしなくてもいいんだ!」

 
かつての仲間達と全力疾走するベホイミ、その目に光る涙は悔しさとは無縁のものだった・・・。






















翌朝、ベンチで冷たくなっているベホイミが発見され、病院内で静かに息を引き取った。




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