Ver.upが実施され、また賑やかになるアストルティア。
その陰で、Ver.upが、このセカイからの引退や長いお休みのきっかけになっている悲しい事実があるよね・・・。
多くの方が待ち望んだVer.upに水を差してしまうかもしれないけど
毎回のように、願わないお別れに立ち会う事になるver.upは、ボクにとっては少し悲しいイベントだったりします。
そして、今回も大切なフレンドさんが、このセカイから遠ざかってしまいました。
ゲームとはいえ、その中で生活するキャラクターは、現実の僕たちの心を宿した器。
ホントは楽しむために来ているこのセカイは、現実と同じ、時にはそれ以上のストレスを生んでしまったり。
現実の生活の変化で、なかなかインできなくなってしまって
アストルティアの時の流れに取り残されてしまって
フレンドさんとも距離が出来てしまった気がして
このセカイで自分が存在する意味を、楽しさを、見失ってしまったり。
かつて、あんなに楽しい気持ちで開いていたこのセカイへの扉が
冷たく、重く、そして、遠く・・・
感じてしまったのだと思う。
ボクは案外 大ざっぱで鈍感だから その気持ちを心から理解することは出来ないんです。
そんな気持ちの人に どうやって声をかければいいのかな?
励ますことや、自分の願いを伝える事が
時には負担になるって聞いたし
あなたに負担をかけずに ここに留まってもらうには?
どんな言葉を投げかければいいんだろ?
たったひと言の言葉が、運命を決めてしまうこともあるから。
言葉って、ムズカシイね。
結構、悩みました。
でも、いい言葉が見つからなかったんです・・・。
考えるほど、何を言っても押し付けのような気がして。
そうだ
旅立ちの村を覚えていますか?
ほとんど旅人が訪れなくなったその村には、今もNPCがずっと生活していますよね?
ボクが巣立ったこの村で、彼らは健気にも故郷を守り続けてくれているって、そう思う事があるんだ。
誰も来ないこの村なのに、ふと帰ってきても必ずそこに居てくれる。
相手はNPCだけど、安心しますよね。
もっと顔出さなきゃな~ なんて、申し訳ない想いも・・・・。
そうだな・・・
ボクに出来ることは、きっとこれくらい。
あなたが少し離れてしまうこの場所と記憶を、このセカイの一部として守り続けることくらい。
帰っと来いとも言わないし、ましてや何かの役割なんて求めていないよ
このセカイのどこかで、あなたが元気で冒険してくれていれば
ボクはそれだけで幸せなんだ。
そしてそして
いい言葉がやっと見つかりました!
それはね・・・
『また、遊びにおいでよ!』
気が向いたら、いつも通りにね。
次に会うのが、いつになるかわからないけど。
もし会えたなら、ボクはいつも通りに声を掛けよう。
『お帰り!』 は違うな
現実の世界であなたが遠ざかった時間は このセカイには関係ないから。
過ぎた時間を気にすることも、取り戻す必要も無いんだ。
お別れしたのが昨日の事だったかのように
いつものように楽しんでくださいね!
ボクは相変わらず絡むのが下手なので
あなたを楽しませてあげる積極的な行動は出来ないのだけど
あなたがインしてくれるだけでね
ボクは、とっても嬉しいのだと思います
それが 数週間先なのか? 数か月先なのか? 数年先なのか?
もしかしたら、いきなり明日だったりして?
でも、あなたがまたここに来るまで 静かにこのセカイの一部として
あなたのいた場所と記憶を、守っているよ