突然ZEON軍による攻撃を受けた、スペースコロニー サイド7。
ZAKUの銃撃により、背後で吹き飛ぶ連邦軍の倉庫。
その爆風に紛れてボクの手元に転がってきたのは モビルスーツに関する機密書類で
表紙には、モビルスーツの名前と思われる文字が書いてあった。
「 GUN・・・DO・・M? 」
慌ててあたりを見渡すボクは
破壊された倉庫で起動の刻を待つ、白いモビルスーツを発見した。
ボクは、白く輝くその機体を、注意深く観察した。
ガンドエム 『 そ、そんなに見ちゃ、 らめぇ・・・ 』
見られて恥ずかしいのか、白いモビルスーツは少し身もだえした。
「 こいつ、動くぞ! 」
しかし、事態は急転。
ボクたちは発見され、ライフルを構えたZAKUがこちらに向かってきたのだ!!
「 武器は無いのか? 武器は・・・。」
動転し震える手でマニュアルをめくっていたボクは
それとおぼしきボタンの存在に気付いた。
「 こ、これか! 頼む、動いてくれ!! 」
ボクは渾身の力を込めて「 Weapon 」 と表示されたボタンをPUSHした。
それに呼応するように 両眼から赤い閃光を放つと
白い悪魔は、ゆっくりチャックを下ろし始めた。
「 や、やめろ、ガンドエム!
それは、夜にしか使っちゃいけない武器だッ!! 」
ガンドエム 『 え、ダメなの!? 』
ガンドエムが怯んだその瞬間。
開いたチャックに向けて、ZAKUのライフルから容赦ない砲撃が浴びせられた。
ガンドエム 『 もっと撃ってええええええええ!!! 』
喰い込む銃弾に 悦びを隠せないガンドエムは
ダメージを受けるどころか、むしろパワーアップしているようにさえ思えた。
ZAKU 「 ライフルが効かねえッ!? 連邦のモビルスーツはバケモノか!? 」
正しくはバケモノではなく、名前の通り ただのドMだった。
かくして。
連邦の新型モビルスーツ★ガンドエムは
いろんな意味で一度も立つことなく、
苦痛という快感に悶えながら、鉄クズとなったのであった。
☆彡 お時間あったら、過去日誌もご一読プリーズ (^_-)-☆
☆彡 ガンダムでは、スレッガー中尉が最高ですネ♡
☆彡 モビルスーツの衣装、出ないっすかねえ・・・?