とある山小屋に、妖精により魂が吹き込まれた人形『 キノピオ 』と、
キノピオを作った人形職人のお爺さんが仲良く暮らしていた。
しかし、その平穏な暮らしは、この日から急変してしまう事になる・・・。
警 『 やあ、ゼッペト爺さん。 キノピオくんは、ご在宅かな? 』
爺 『 はぁ、居りますが。 警官さんが、ウチの子になんのご用でしょう? 』
警 『 落ち着いて聴いてくれ、爺さん。
この娘が、キノピオくんにお尻を触られたというのだ。 』
爺 『 キノピオがっ!? 』
爺 『 この子は人形です。
この子が授かった魂は、人間のようには穢れていないんです・・。 』
ピ 『 ・・・そうですとも、お爺さん。』
爺 『 き、キノピオ・・・? 』
ピ 『 この純粋なボクが、女子のお尻を触ったり 舐めたりなんて
するワケなぁ~いじゃないですか!!! 』
爺 『 舐めるまで 言ってたっけ!? 』
ピ 『 それに、お爺さん。
ボクがウソをついたら、すぐわかるようになっていましたよね? 』
爺 『 ああ、そうじゃった。 せーふてぃ機能を付けておいたんじゃっけ。 』
警 『 セーフティ機能?? 』
爺 『 ああ。 ウソをつくと、この子の鼻が伸びるん仕掛けじゃよ。 』
警 『 なるほど。 で、それが回路図なのか? 』
爺 『 ふぉふぉ。 電気系はニガテなのじゃがな。 』
警 『 なあ、ゼッペト爺さん・・・ 』
爺 『 なんじゃね、ポリスメン? 』
警 『 その回路、間違ってまっせ。 』
爺 『 ふぁっ!? 』
ふたりが、恐る恐る 改めてキノピオのカラダの変化を確認すると!!!
爺 『 なんと、伸びてるのはココじゃったかッ!!! 』
警 『 タイホ確定ですな・・・。 』
ナニが伸びたのかは、良い子のみんなの想像にお任せするが。
このまま人間にしたらキケンと判断した妖精の奥義・デスファイヤーにより
キノピオは、ゼッペト爺さんの目の前で、焼却処分されたのであった。
その、ゼッペト爺さんは。
自分のミスでのせいで燃やされた、この変態木人形の冥福を
ただ星に願うだけしか 出来なかった。
犯人(ホシ)だけにな・・・。
☆彡 お時間あったら、過去日誌もご一読プリーズ (^_-)-☆
☆彡 言わなきゃキノピオとわからないクオリティが、むしろナイス!
☆彡 『 星に願いを 』 大好きです!
☆彡 あと5日間働けば休日です。頑張って生きましょう!