真実を知りたければ、カソトクよ
「 噴霧の谷間 」を目指せ
死の間際に父が遺した言葉に従い
オレはここに辿り着いた。
地図にすら載らない 謎に包まれた里「 噴霧の谷間 」
ここで明かされるであろう「 真実 」
オレは、オレのままでいられるのだろうか・・・?
『 カソトクさんですね。 』
『 な、なぜ、オレの名前をッ!? 』
『 あなたが来ることは わかっていました。真実を知りたいのでしょう? 』
全てを知られている・・・?
オレは、抗いようもない運命の歯車が、ゆっくりと動き始めたのを感じた。
『 ほら、これをご覧なさい。 』
女は上体をおじぎするように倒し
潤んだ瞳でオレを見上げた。
『 こ、コレはッ!? 』
そう。 これは伝説の女芸人『 パイレーツ 』の必殺技 『 だっちゅーの 』。
谷間を魅せる事で、ほとんどのOPI星人を死に至らしめる危険な技だ。
ちなみに二人は所属事務所を移りながら、今もソロで活動している。
しかし。
オレのアンテナは、ピクリとも反応しなかった。
『 さすがね、カソトク。 』
身をかがめていた女は、一転して威圧するように上体を起こした。
一瞬、オレのドMセンサーが かすかに震えた。
『 では、これでどうかしら? 』
組んだ両腕の上に、もっちりと乗るふたつのジューシィフルーツ。
さらに両の二の腕により内側に寄せられる事で、見事なまでの谷間を創り出している。
『 こ、コレはああああああああああッ!!!!! 』
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自他共に認める エリート・オシリストのオレさまが!!
まさか谷間ごときに反応するなんてッ!?
『 うふふっ。 覚醒したようね。 』
『 ち、違うッ! 』
『 カソトク。 これがあなたの真実よ。 』
迷うな、カソトク! おまえは完成されたオシリストだろ?
おしりを追いかけ、時に触れながら、おしりだけを愛してきたのだろう!?
その証拠に・・・
今までOPIの大きい女性と付き合ったことなんて無いし
髪の長い女性と付き合ったコトも無いじゃないか!!!(余計な情報)
『 さぁ、召しませ♡ 』
目の前に差し出された ふたつのフルーツ・・・。
オレは、オレを試すように、その谷間に顔を埋めてみた。
柔らかな優しさが、カソトクを包み込んだ。
『 温かい愛の小宇宙(コスモ)を感じる・・・ 』
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『 はい。 現行犯。 』
『 え!? いや、オレはいま小宇宙を感じてるだけでして・・ 』
『 では望み通り、ブタ箱という名の小宇宙に放り込んでやんよ!! 』
かくして。
いいオトナになって、初めて谷間の魅力に目覚めたオレ。
今後オレのに人生において
おしりを愛し続けるのか? 谷間の美を追求するのか?
このムズカシイ選択を、冷たい小宇宙の中でゆっくり考えてみようと思う。
☆彡 お時間あったら、過去日誌もご一読プリーズ (^_-)-☆
☆彡 なんだかんだ言って、やっぱりオシリス派です!
☆彡 エル子さんのなだらかな丘陵選手権も良いと思います!