盛大に行われた『ドルボードGP(公式)』から1ヶ月。
アストルティア各地から勝ち上がったドMどもが、ここに集った。
『 ドMボード GP (非公式)』
女王さまを背中に乗せたドM野郎が 恥ずかしい姿でグレンの荒野を駆け抜ける
いろんな意味でイタいレースだ。
もちろんタイムも重要だが、華麗なプレイを炸裂させるパフォーマンスも求められる。
つまり、ご主人様とペットとの絆の深さが勝利のキーとなる。
号砲により、各馬一斉にスタート!
彼らを走らせるエナジーは、背中に伝わる女王様のお尻の温もりのみ。
オーグリードの堅く乾いた大地が、容赦なくドM野郎たちのヒザと手のひらに突き刺さる。
しかしこの苦痛は、彼らにとっては最高級のエサだった。
苦痛に耐え切れずリタイヤする ドMたち。
そして、不甲斐ないペットを激しく責める 荒くれ女王様。
しかしリタイヤは、ドMにとって敗北ではない。
「無力感」 「屈辱感」 「女王様による叱責」 「叱責される姿を人前にさらす」
あらゆる負の要素は、彼らのドMフィルターによって
この上ない喜びに変換されるのだ
『 オレもここでリタイヤすれば、こんなステキなご褒美をもらえるのに・・ 』
オレは、力尽き倒れるドM野郎を容赦なく攻撃する女王様の姿に
羨望しか感じなかった。
きっと他の走者も、うっとりと眺めていたことだろう・・・。
しかしオレは、走った。
いや、温かい女王様のお尻が、ご褒美はまだ先に有る事を告げていた。
遂に辿り着いた、ザマ灯台。
GOALに飛び込もうと放屁ブーストしたオレの前に立ちはだかったのは
なんと、オレのご主人さまだった。
『 まだ、フィニッシュしちゃダメよ、ブタ野郎。 』
お預けを喰らったオレを尻目に、ライバルのドMペアが次々にゴールしていった。
会場は異様なざわめきに包まれた。
『 あんなに頑張ったペットをフィニらせないなんて! 』
『 こんな斬新な辱め方があったのね・・・。 』
『 くそッ!! オレもあんな女王さまに飼われてみてえッ!! 』
オレは結局、全ての走者を見送った後、ビリという勲章をもってフィニッシュの許可を頂くことになった。
と思ったのだが!!!
『 あれ? まだ一組ゴールしていない・・・? 』
ここはグレン東のスタート地点。
フィニッシュどころか
スタートすらさせてもらえない騎馬が一騎、存在していた。
『 なにィ!? ずっとこの姿勢で、この時間までお預けなんてッ!? 』
第32回 ドMボード GPは
満場一致でこのペアの優勝を決定した。
【優勝走者】
女王:ハウジー・ジョジョ子
騎馬:ペガサス・モリゾー
2位 EURO代表
女王:ナチュレ・ポコターソ
騎馬:ウルドエム・ドリーミー
3位 ロシア代表
女王:スミレ・オガオスキー
騎馬:ゲヒーニ・ルパノビッチ
【ビリ】 日本代表
女王:エミリィ・チャバシラ
騎馬:ビッグキャノン・カソトク
彼らの名前は伝説となり、全国のSM倶楽部で語り継がれる事となる。
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